幸福なラザロ
制作・出演
アドリアーノ・タルディオーロ / アニェーゼ・グラツィアーニ / アリーチェ・ロルヴァケル / アルバ・ロルヴァケル / セルジ・ロペス / トンマーゾ・ラーニョ / ニコレッタ・ブラスキ / ルカ・チコヴァーニその人は疑わない、怒らない、欲しがらない。
ただ、人にそっと寄り添うことができるだけ。
人は愚か者と呼ぶのかもしれない。
これはそんな人の物語。
■数々の映画賞を受賞!
第71回 カンヌ国際映画祭 脚本賞受賞
第54回シカゴ国際映画祭 最優秀作品賞(ゴールド・ヒューゴ賞)受賞
第90回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 外国語映画トップ5選出
NYタイムズ紙 2018年ベストテン 5位
■マーティン・スコセッシが才能を絶賛した、アリーチェ・ロルヴァケル監督の最新作!
2018年カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『万引き家族』と共にコンペティション部門で話題をさらったのが、本作『幸福なラザロ』だ。
『夏をゆく人々』で鮮烈な印象を残した若き才能、アリーチェ・ロルヴァケル待望の最新作として注目を集め、脚本賞に輝いた。
ロルヴァケルの世界はさらに純度を増し、驚きと発見という映画の歓びがここに結実した。
■息をのむような美しい映像とキャストたち
月明かりの下、聞こえてくるセレナーデ。農作業の合間にのどを潤わせるいっぱいのワイン。狼の吠える声が響く渓谷。
自然の厳しさと美しさを余すところなくスクリーンに映し出すのは、ロルヴァケルの前作でも撮影を担当したエレーヌ・ルヴァール。
今作もデジタルではなく、スーパー16mmフィルムで撮影された。
それはノスタルジックな映像スタイルに寄与するだけでなく、
映画というマジックの力が最大限に発揮される手法だったとロルヴァケル監督は語っている。
監督の驚きがそのままスクリーンを見つめる観客にストレートに届いてくるのだ。
ラザロ役のアドリアーノ・タルディオーロは、公立高校在学中に監督によってスカウトされた新星。
その無垢な瞳は見る者の心を溶かし、まさに現代に蘇ったラザロを体現し圧倒的である。
また今やイタリア映画界を代表する女優であり、監督の実の姉であるアルバ・ロルヴァケルが『夏をゆく人々』に続いて出演。
侯爵夫人をロベルト・ベニーニの公私にわたるパートナーであり、
『ライフ・イズ・ビューティフル』などで知られる女優ニコレッタ・ブラスキが演じる。
<収録内容>
【Disc】:DVD1枚
・画面サイズ:1.66:1ヨーロピアンビスタ
・音声:ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド
・字幕:日本語字幕
▽映像特典
劇場版予告編
※収録内容は変更となる場合がございます。