元プロ野球の打撃コーチ、高林導宏は58歳にして高校教諭になるため教育実習を受ける。だが、指導教諭たちの反応は冷ややかで実習はうまくいかない。そんななか、まったく言葉を発しない生徒が心に残り、高林は翌日から彼に声をかけはじめ……。