カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし〜
88歳、「魔女の宅急便」の作者が贈る、毎日を輝かせる魔法。
◆「魔女の宅急便」の作者として知られる、児童文学作家・角野栄子の日常に4年にわたって密着したドキュメンタリー!
鎌倉の自宅では自分で選んだ「いちご色」の壁や本棚に囲まれ、カラフルなファッションと個性的な眼鏡がトレードマーク。
一方、5 歳で母を亡くし戦争を経験。結婚後 24 歳でブラジルに渡り、34 歳で作家デビューするなど、波乱万丈な人生を歩みながら、持ち前の冒険心と好奇心で幾多の苦難を乗り越えてきました。
“想像力こそ、人間が持つ一番の魔法”と語る角野栄子とはどういう人物なのか?88歳のキュートな“魔女”が、老いや衰えさえも逆手にとって今もなお、夢いっぱいな物語を生み出す秘訣とはー。
◆児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞・作家賞を日本人3人目として受賞する快挙!
代表作『魔女の宅急便』では、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞、さらに映画化、舞台化され、世界的ロングセラーとなる。
2000年には紫綬褒章、2014年に旭日小綬章を受章。2018年に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞・作家賞を日本人3人目として受賞するなど、世界的作家でもあります。
◆語りは宮崎あおい。音楽は世界的な作曲家・藤倉大。
映画は、2020年から2023年にかけてNHK Eテレにて放送された「カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし」の映像をもとに、再構成した内容となります。
映画の語りは、レギュラー番組の温かな声で角野をアシストしてきた女優の宮崎あおいが引き続き担当。監督は、NHKで様々な人気番組をプロデュースしてきた宮川麻里奈。
音楽は、ロンドンを拠点に活躍する作曲家の藤倉大。15歳で単身渡英し、セロツキ国際作曲コンクール優勝、2017年ベネチアビエンナーレ銀獅子賞、尾高賞など数々の音楽賞を受賞。
オーケストラや演奏家から新作依頼が殺到し、いま世界各国で演奏されている気鋭の作曲家が、映画音楽を全編にわたり初めて手掛けます。
◆2023年11月3日に「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)がオープン!
隈研吾設計による「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)が 2023年11月3日に開館。江戸川区にゆかりのある角野栄子の世界観をイメージし、
自ら選んだ約1万冊の児童書で、子供たちが豊かな想像力をはぐくむことができる場を提供する。
映画の公開、文学館の開館・・・と 88歳にしてなお、角野栄子の世界はどこまでも広がっていきます。
「魔女の宅急便」の作者として知られ、88歳になった今でも現役の児童文学作家として精力的に執筆に励む角野栄子さん。
そのユーモアと想像力で、実に260冊を超える作品を世に送り出してきました。
長く愛される物語を生み出してきただけでなく、近年は、そのおしゃれなライフスタイルや人生観にも注目が集まっています。
鎌倉の自宅ではテーマカラーである「いちご色」に囲まれ、カラフルな眼鏡とワンピースがトレードマーク。
「自分にとって気持ちがいいもの」をモットーに、遊ぶように暮らし、遊ぶように書き、毎日を心地よく暮らしています。
本作は、そんな角野さんを4年間にわたって撮影し、創作活動の裏側が収録された貴重なドキュメンタリー映画です。
<スタッフ>
語り:宮崎あおい 監督:宮川麻里奈 音楽:藤倉大
プロデューサー:山田駿平 宣伝プロデューサー:大崎かれん 編集部協力:岡山智子
ラインプロデューサー:松本智恵 撮影:高野大樹 編集:荊尾明子 音響効果:河原久美子 監督補:岡澤千恵
制作:NHKエンタープライズ 制作協力:角野栄子オフィス エネット 映像提供:NHK 製作・配給:KADOKAWA
©KADOKAWA
※収録内容は変更となる場合がございます。