映画むすび | キングメーカー 大統領を作った男

キングメーカー 大統領を作った男

キングメーカー 大統領を作った男

大統領を目指した男には、「影」と呼ばれた選挙参謀がいたーー
真実を基に大統領選の裏側を赤裸々に描いた、衝撃選挙サスペンス

★実在した“闇の選挙請負人”にインスパイアされた政治エンターテインメント!
最高権力の座をめざして政治家同士が激突し、負ければ汚職など不正行為を問われて刑務所入りになることもある韓国の大統領選を描いた衝撃作。
『KCIA南山の部長たち』や『工作 黒金星と呼ばれた男』など、韓国映画界が得意とするポリティカル・スリラーの真骨頂であり、
男たちの熱いドラマが韓国政界の深すぎる闇を暴き出す!

劇中で描かれるエピソードの多くは、第15代大統領の金大中(キム・デジュン)と彼の選挙参謀だった厳昌録(オム?チャンノク)の実話を基にしており、「まさか!」と思うような展開も
現実に起こったということに驚かずにはいられない。世界各国で最高指導者の資質が問われている今だからこそ、
本作が描き出す「政治の理想と現実」が切実なテーマとして胸に迫る。

★光が強くなれば、影もまた濃くなるものーーそれでも私は先生に輝いて欲しい。
光の当たる表の存在として民衆の希望となる国会議員、キム・ウンボムを演じるのは名優ソル・ギョング。
そして同じ理想を追いかけながらも、ウンボムの影となり力を尽くすソ・チャンデに扮するのは『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュン。
誰よりもお互いを必要としながら、決定的なところで混じり合わない2人の複雑な関係を熱演。
激動の時代に翻弄される男同士の絆が観る者の胸を熱くする。

監督を務めたのは、ソル・ギョングが主演した『名もなき野良犬の輪舞』の俊英ビョン・ソンヒョン。
本作を歴史の重みを感じさせる本格派の政治映画として描き新境地を開拓、その才能の奥深を見せつけている。

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