映画むすび | 2009年2月20日発売

反戦映画撮影のため広島を訪れたフランスの女優。日本人建築家と一夜限りの情事を交わした彼女は、ベッドの中で自分の過去を語り始めて……。敵対国民同士の戦争体験を見事に交錯させたアラン・レネ監督による傑作。

誠意を持って生きてきたジョージ。しかし物事すべてが裏目に出て絶望し、自殺をしようと思いつめる。そんな時、翼をもらえず嘆く天使と出会い……。生きることの素晴らしさを再確認し、前を向いて歩いていこうと決心できる名作。

バビロニア、ユダヤ、中世フランス、現代。時代の異なる話を同時進行させ、人間の心の狭さが生む不寛容（＝イントレランス）による4つの悲劇を描いた、“映画の父”D.W.グリフィスの代表作にして映画史に残る大傑作。

世界を震撼させたアヴァンギャルド映像。カミソリで切られる目のシーンはあまりにも有名。さらに震える手を這いまわる蟻、ピアノの上の腐乱したロバの死骸など、わずか15分に衝撃が結集したルイス・ブニュエル監督の伝説的作品。

6つのエピソードを通して、連合軍のイタリア上陸直前からイタリア解放までを描いた、ロッセリーニ監督によるオムニバス映画。イタリアン・リアリズムの傑作のひとつ。フェデリコ・フェリーニが助監督として名を連ねている。

南仏の田園。生と死を見つめる少年と少女……。反戦感情をベースに、子供たちの純粋な心を描いた52年アカデミー賞名誉賞受賞作。監督は巨匠ルネ・クレマン。表題曲とともに映画史に残る名作。

失業の身のアントニオは、自分の自転車を使う条件でポスター貼りの仕事にありついたが……。第二次大戦後の貧窮したイタリア社会を描く、ネオ・レアリズモが生んだ映画史上の傑作。アカデミー賞特別賞受賞作。

鬼才・三池崇がシリーズ監督を務めたテレビ東京系VFXサイバー・アクション。サイバー・テロを監視する“アンダーアンカー”に参加することになった高校生が、人工知能搭載の動く携帯電話を相棒に、大活躍する。

鬼才・三池崇がシリーズ監督を務めたテレビ東京系VFXサイバー・アクション。サイバー・テロを監視する“アンダーアンカー”に参加することになった高校生が、人工知能搭載の動く携帯電話を相棒に、大活躍する。

「レント」「ヘアスプレー」に次ぐトニー賞受賞作品待望の映画化！ 俺たちは、夢をあきらめない。 【ストーリー】 1983年英国。高校の進学組で学ぶ生徒ら8人は、名門オックスフォードやケンブリッジ合格を目指して受験勉強の真っ最中だ。とは言え、巨漢デブの一風変わった老教諭ヘクターは、生徒らを型どおりのつまらない人間に成長させないため、深みのある教えを説く事に情熱を注いでいる。そんな中、生徒らに品格が足りないと感じた校長は、オックスフォード出の教員アーウィンを迎える。だが、アーウィンの的確な受験対策授業は、ヘクターの遊び心に満ちた授業とは正反対のものだった。「しょせん歴史なんてクソの連続だ。」そう言い放つユニークで聡明な8人が青春を謳歌しつつ辿りつく先は果たして??。