制作・出演 : アニタ・オディ
ヒア・イズ・アニタヒア・イズ・アニタ
76年に来日した際、六本木のクラブで歌ったアニタ。本作はその模様を収めたライヴ盤で、リラックスした雰囲気の中での、彼女の円熟した小粋なヴォーカルが楽しい。息の合ったピアノ・トリオとの当意即妙のやりとりや彼女のスピーチも入っていて、実際にその場で聴いている気分に。
マイ・ショップマイ・ショップ
ベテラン歌手のアニタが、10年ぶりの来日を果たした75年、東京のスタジオで残していった置き土産的な作品。ピアノ・トリオの伴奏で、おなじみのスタンダードを軽快かつじっくりと歌い上げる。その姿は、彼女らしい落ち着きと説得力に満ちている。
1975〜風と共に去りぬ1975〜風と共に去りぬ
レオン・ラッセルの傑作「ア・ソング・フォー・ユー」をピアノ伴奏だけでしっとりと歌い上げるオープニングから、ラストのアドリブだらけの楽しい「ゴーン・ウィズ・ザ・ウインド」まで脂の乗りきったアニタを堪能できることうけあい。旬の歌手はウェイ。
ハニー・サックル・ローズハニー・サックル・ローズ
「ウェイヴ」の心地いいリズムの“波”に乗って始まったステージが同じテーマ曲で閉じるまで、軽妙なおしゃべりをはさみながら進んでいくのが目に見えるようだ。コインシャベベギギン…とスキャットで始まる曲等。オハコの「アニタのブルース」は絶品。
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