制作・出演 : アレクサンダー・ラハバリ
『ノルウェイの森』『1Q84』など、村上春樹のベストセラー小説に登場したクラシックの名曲を集めたコンピレーション。小説を読みながら流せば、イマジネーションも広がりそうだ。
「天上的な長さ」とシューマンに言わしめた長大な第9番は、シューベルトならではの美しい歌謡性に富んだ作品。堅固な構築性で新しい世界を切り拓いた、初期ロマン派交響曲の傑作だ。
ベートーヴェンを意識しすぎ、20年も構想を温めて発表された最初の交響曲。ビューローにベートーヴェンの第10交響曲と言わしめた、ベートーヴェン的な高揚感とブラームスならではの響きに満ちている。
ブラームスの特徴の一つである渋くて厚みのある響きで覆われているが、メロディ自体は大変に美しく、第3楽章は映画『さよならをもう一度』で使われて有名になった。重厚で泣かせる「悲劇的序曲」とのカップリングで楽しめる。
ラヴェルと並ぶ印象主義音楽を代表する作曲家、ドビュッシーの作品集。印象主義音楽の嚆矢とされる、マラルメの詩を題材にした「牧神の午後への前奏曲」をはじめ、新しい音楽を切り拓いた作品が収められている。
手軽に本格的なクラシックが楽しめる“500円クラシック”シリーズの一枚。本作では、クラシックの基本であるブラームスを収録。ロマンティックなメロディにあふれたブラームスの基本が味わえる。
誰もが知ってる楽曲に改めて焦点を当てたシリーズ。「聴いたことはあるけど、曲名はわからない」といったあの曲の正体がわかる。どの曲も永遠に残るであろう不朽の名曲ばかり。
制作・出演
アレクサンダー・ラハバリ / イグナス・ミシェル / ドナルド・ジョージ / ブルージュ・カントレス・オラトリオ合唱団 / ベルギーBRTNフィルハーモニー管弦楽団 / ベートーヴェン / マルセロ・ロスカ / ミリアム・ガウチ / ルチェンネ・ファン・ディック発売元
キングレコード株式会社ゴメンナサイ。「エヴァ」見ていません。だからどの部分が使われていたのか知らないけれど、クラシックに親しみのない人でも聴きやすい演奏。そういう意味では、ベートーヴェンにしては少々軽いわけだが、4人の歌手の声も透明でオーケストラもきれい。
制作・出演
アレクサンダー・ラハバリ / グラシエラ・アルペリン / ジャン・ロゼーナル / スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団 / ドナルド・ジョージ / ペーター・ミクラス / ミリアム・ガウチ / ヴェルディ / 新スロヴァキア放送フィルハーモニー管弦楽団発売元
キングレコード株式会社エヴァ・シンドロームは、クラシックの深層にも侵食している。「劇場版シト新生」の予告編に使われたオリジナル全曲盤である。ありていに言えば演奏者はほとんど無名、しかし演奏水準はかなり高い。既存の名演によらず新しいものに目をむける姿勢に感服。