制作・出演 : アート・テイタム
スタンダード・セッションズ1935〜19スタンダード・セッションズ1935〜19
かのオスカー・ピーターソンをして「3人のピアニストが弾いていると思った」と言わしめたジャズ・ピアノの開祖テイタムのスタンダード集。30年代の記録は音質上の問題を抱えているが、そんな質を度外視させられるほど音楽は雄大。天衣無縫の世界だ。
スタンダード・セッションズ・スタンダード・セッションズ・
ジャズ・ピアノの神様として高い評価を得ているテイタムが、30年代末から40年代前半に残した放送用録音の集大成。全曲ソロだが一糸乱れぬ運指と正確なテンポは、今の耳で聴いても完璧そのもの。「これぞ天才」としかいいようがない名演の連続だ。
スタンダーズスタンダーズ
30年代末に行なったラジオ用の音源を集大成したCD。絶頂期の演奏だけあって、テイタムのプレイは凄味とエンターテイメント性の両面を高いレベルで兼ね備えている。ソロというのも彼の優れた音楽性を完璧に発揮させるものだ。傾聴すべき作品である。