制作・出演 : イエフィム・ブロンフマン
フランク、ドビュッシー、ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタフランク、ドビュッシー、ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
内面的情熱と理性が美しく調和したフランク、スペイン的な色彩感に満ちたドビュッシー、ジャズの影響が見られるラヴェル。フランスのヴァイオリン・ソナタの傑作3曲を収めたアルバムです。新世代のヴァイオリン界の先端を行く俊英ミンツの完璧なテクニックと磨き抜かれた音色、そして旋律を歌わせる豊かな音楽性は、この演奏でも見事に発揮されています。ピアノのブロンフマンも息の合った共演ぶりで美しい仕上がりを見せています。
エサ=ペッカ・サロネン:≪ヒーリックス≫/ピアノ協奏曲/≪ディコトミー≫エサ=ペッカ・サロネン:≪ヒーリックス≫/ピアノ協奏曲/≪ディコトミー≫
甘すぎず、辛すぎず、程よい味わいのグッド・バランスな曲たちは自作自演にして秀演。指揮者デビュー時の筆者の取材でも、作曲家としての存在を第一に主張していたサロネン。旺盛なる創作意欲の発露であり、仲間たちの共演を得てひとつの理想が具現化した。★
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