制作・出演 : エラ・フィッツジェラルド
ベスト・オブ・ファースト・レディ・オブ・ベスト・オブ・ファースト・レディ・オブ・
93年発表の3枚組『ファースト・レディ・オブ・ソング』から16曲を抜粋した米国編集盤。といっても、その3枚組自体がコンピレーション盤だったわけだから、要するにヴァーヴ時代のベスト物。サッチモとのデュエットを含む56〜63年の名唱がずらり。
エラ・アンド・ナイス・ガイズエラ・アンド・ナイス・ガイズ
この4月25日で75歳の誕生日を迎えた大歌手エラ。ここには18歳〜33歳のあいだに録音された有名男性コーラス・グループとの共演を収録している。日本独自の編集盤で、LP化当時、大きな話題を呼んだ。若き日のエラのヴォーカルが妙にナマナマしい。
ララバイズ・オブ・バードランドララバイズ・オブ・バードランド
「ジャズ界のファースト・レディ」エラのデッカ時代を代表する名盤。40年代半ばからの10年ほどの間に、SPやシングル盤で発売された音源を集大成したものだが、単なる寄せ集め作品ではない。華麗なスキャットと説得力のある歌唱は、何度聴いても絶品。
ファースト・レディ・オブ・ソングファースト・レディ・オブ・ソング
デッカ時代のエラの、47年から55年録音の曲が収録されている。年齢的に考えれば脂の乗ってきた時期といえよう。スロー・バラードが多いが、エラの上手さを堪能できる選曲だ。まだ凄みのようなものは出てきていないが、若い艶やかな歌を味わえる。