制作・出演 : カーティス交響楽団
超難関、名門校カーティス音楽院の最高レベルの若手オーケストラ、 カーティス交響楽団を巨匠エッシェンバッハが率いての『新世界』 レオン・フライシャーによる世界初録音、 ヒンデミット:左手のための協奏曲 「このような素晴らしいオケを持ったフィラデルフィアの市民は幸せだ。」 By クリストフ・エッシェンバッハ メーリー・ルイーズ・カーティス・ボックが1924年、フィラデルフィアに創立したカーティス音楽学校は、高度なプロフェショナル教育を行う音楽学校として知られます。サミュエル・バーバー、レナード・バーンスタイン、アラン・ギルバート、ヒラリー・ハーン、ラン・ランらがカーティスの出身です。 厳しいオーディションを経て入学を許された学生には全員、長所と才能に応じて奨学金が給付され、授業料に充てられます。オーケストラとオペラのプロフェッショナルを養成する課程を中心に、鍵盤楽器、作曲、指揮の教育も行われ、2008/09年度には162名の学生が在籍しています。カーティス交響楽団は、14歳から25歳まで100名を超すプレーヤーで構成され、フィラデルフィア管弦楽団が本拠とするヴェリゾンホールで年3回のコンサートを行っています。 2008年4月27日のコンサートで彼らは、ヒンデミットの管弦楽つきピアノ音楽とドヴォルザークの『新世界』を演奏。ヒンデミットの左手の協奏曲は、フライシャーが初演をして世界各地で演奏を行っている曲で、ラヴェル同様ヒンデミットが第一次大戦で右手を負傷したピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインへ献呈。そのまま演奏されることなく彼の遺品から発見され、その後フライシャーが手に入れ2004年にラトル&BPOとともに初演されました。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ・ヒンデミット:管弦楽つきピアノ音楽〜左手のためのピアノ協奏曲 Op.29(世界初録音) ・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』 レオン・フライシャー(ピアノ) カーティス交響楽団 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮) 録音時期:2008年4月27日(ライヴ) 録音場所:ペンシルヴェニア州、フィラデルフィア、ヴェリゾンホール Disc1 1 : Hindemith: Klaviermusik mit Orchester, Op. 29: I. Einleitung. Masige schnelle Halbe [02:30] 2 : II. Sehr lebhafte Halbe [03:10] 3 : III. Trio. Basso ostinato. Langsame Viertel, nur sehr wenig Ausdruck [06:43] 4 : IV. Finale. Bewegte Halbe [05:37] 5 : Dvorak: Symphony No. 9, Op. 95: I. Adagio - Allegro molto [12:14] 6 : II. Largo [13:53] 7 : III. Molto vivace [07:55] 8 : IV. Allegro con fuoco [11:58] Powered by HMV