制作・出演 : クリストフ・ハンマー
ザ・サークル・オブ・シューマン シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集、ヨアヒム:ロマンス、他(2SACD) グードルン・シャウマンはチューリンゲン生まれのドイツのヴァイオリニスト。ドイツで学んだ後、ジュリアードに進んだ彼女はドロシー・ディレイのもとで研鑽を積みます。 やがてヨーロッパに戻った彼女は、アーノンクールから強い影響を受け、古楽器演奏の分野に強い関心を抱くようになり、研究・演奏に力を注ぎます。 今回登場する「The Circle of Schumann」と題された2枚組SACDアルバムは、シューマンのヴァイオリン音楽と、シューマンと関係の深かった人物の作品を収録したという内容です。 シャウマンはフォルテピアノの伴奏で、ストラディヴァリを時代楽器奏法で奏で、メインのシューマンのヴァイオリン・ソナタ3曲では、じっくりとしたテンポで入念に描きこまれた音楽が、シューマンの脆く危うい部分をも抉り出して感銘深い仕上がりとなっています。 【収録情報】 CD1 ・シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調 WoO.27 ・シューマン:3つのロマンス Op.94(J.ドラハイム校訂) ・ヨアヒム:ロマンス ハ長調 ・バルギール:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 op.10 CD2 ・クララ・シューマン:3つのロマンス op.22(J.ドラハイム校訂) ・シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 op.105 ・シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 op.121 グードルン・シャウマン(ヴァイオリン/ストラディヴァリ、1731年クレモナ) クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ/シュトライヒャー製1836年) 録音時期:2009年6月 録音場所:ウィーン、カジノ・バウムガルテン 録音方式:デジタル(セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Powered by HMV