制作・出演 : ドゥウェレ
ウォンツ・ワールド・ウィメンウォンツ・ワールド・ウィメン
デトロイトのシンガーの4作目は三つのWをテーマとした三部仕立て。今は亡き盟友J.ディラを思わせるヒップホップ流儀、幻想的なジャジィな要素、メロディ重視の姿勢などをちりばめ、それぞれを多重録音のコーラスが彩る。主に内省的なトーンだが、時折外向きに発散すると鮮烈。
スケッチズ・オブ・ア・マンスケッチズ・オブ・ア・マン
カニエ・ウェストやコモンも認めたデトロイト産の才による3年ぶりの3作目。「オープン・ユア・アイズ」はボビー・コールドウェルのカヴァーだが、マルチな技能を活かした自作/自演の作風は今作でも同じ。パーソナルな、言い難い浮遊感漂う小宇宙。独特の音体験ができる、味わい深めたネオ・ソウル。
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