制作・出演 : ニッキ・パロット
ブラック・コーヒーブラック・コーヒー
オーストラリア出身のウッド・ベース弾き語りシンガーがNYでレコーディングした2010年作。艶やかさの中に達観がのぞくヴォーカルの個性が活きる「ダーク・アイズ」、気怠さと力強さを行き来する表現に妹リサのバスクラが効果的に絡む「ブラック・コーヒー」、腰の据わったスウィング感が心地よく、ハリー・アレンのソロも聴きどころの「フィーバー」などがいい。
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
前作にあたるヴィーナスからのデビュー作でいきなり日本で人気となった、ウッド・ベースを弾きながら歌う女性シンガー。彼女のヴォーカルは、へんに力まず、情緒過多にならず、だからこそ、独特のあたたかみのあるフィーリングが歌声から自然とにじみ出ている。