制作・出演 : ベルグルンド
ブラームス:交響曲全集ブラームス:交響曲全集
ヨーロッパ室内管と素晴らしいシベリウス交響曲全集を作った巨匠ベルグルンドが、今度はブラームスの交響曲全集を録音。小さめの編成によるスリムな演奏でブラームスの交響曲の本質に迫る。
シベリウス:交響曲第1、2、3番シベリウス:交響曲第1、2、3番
ベルグルンドは過去に、ボーンマス交響楽団、そしてヘルシンキ・フィルと2度のシベリウス交響曲全集を録音して高い評価を得たフィンランドの指揮者。今回再び十八番シベリウスの交響曲はヨーロッパ室内管。弦の音の美しい明晰な音楽ができあがった。
シベリウス:交響曲第4番 イ短調シベリウス:交響曲第4番 イ短調
楽譜の校訂や交響曲全集の録音などシベリウス作品に熱心に取り組むベルグルンドの新録音。本人も納得いく出来ばえだったようだが、確かに繊細で奥の深い音楽を展開。叙情的な国民主義作曲家シベリウスの、冷徹で現代的な顔をもかいま見せる興味深い演奏。
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