制作・出演 : ミラノ・アンジェリクム室内管弦楽団
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番、
1924年イタリア生まれのグッリは、颯爽としたテンポで歌い、美音を思い切り放射するタイプの奏者。2曲とも決して超の字がつく名演ではないが、そこそこに楽しめる。音質はややキメが荒いが特に気になるほどではない。録音年不明。
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのたモーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのた
たった千円で買うのが申し訳なく思えてしまうような素敵なモーツァルトである。ソリストもオケもよく歌うが、イタリアの奏者にありがちな浅薄さはなく、品位と説得力に満ちている。アンサンブルも見事。録音もアナログらしい暖かさで、快い。
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
CDのクレジットが、クラウディオ・アドバ指揮となっているのは、アバドの間違いだろうか。それとも別人なのか。または、何かの事情でそうなったのか。録音年代もついていないが、若い頃のアバドの演奏か? 雑なところがあるが、音楽は生き生きしている。
ヴィヴァルディ:マニフィカトヴィヴァルディ:マニフィカト
器楽作品だけでなく、数多くの宗教音楽をも作曲したヴィヴァルディの代表的な作品。荘厳な雰囲気をもちながら、どこか親しみやすい表情をみせるあたり、いかにもヴィヴァルディならではの音楽だ。演奏は艶やかな弦とのびやかなコーラスの響きが快い。
ヴィヴァルディ=バッハ第2集ヴィヴァルディ=バッハ第2集
バッハは、ヴィヴァルディの曲を好んで編曲したことで知られているが、このCDは、原曲である「調和の幻想」と、編曲のオルガン協奏曲を対比したユニークなアルバムだ。バロック音楽の2大作曲家の関係は、音楽ファンなら興味あるテーマに違いない。
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