制作・出演 : リッカルド・シャイー
メンデルスゾーン・ディスカヴァリーズメンデルスゾーン・ディスカヴァリーズ
これは記念の年に非常にふさわしい。異稿や断片、補筆作品などを収めているが、主要な作品に関連するものなのでたいへんに興味深い。「スコットランド」も違いが大きいが、「フィンガルの洞窟」は現在知られているものとまったく違う。一聴をお勧めしたい。
メンデルスゾーン&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 ブルッフ:ヴィオラと管弦楽のためのロマンツェメンデルスゾーン&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 ブルッフ:ヴィオラと管弦楽のためのロマンツェ
ヤンセンが艶やかな音色で見事な演奏を繰り広げている。メンデルスゾーンでのロマンティックな表情やブルッフでのアグレッシヴな表現が素晴らしい。ヴィオラに持ち替えての「ロマンツェ」もよくヴィブラートがきいていて、とてもロマンティックだ。
ジョルダーノ:歌劇≪アンドレア・シュニエ≫全曲ジョルダーノ:歌劇≪アンドレア・シュニエ≫全曲
制作・出演
アストリッド・ヴァルナイ / カバリエ / シャイー / ジョルダーノ / ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 / ヌッチ / パヴァロッティ / リッカルド・シャイー / ルイージ・イッリカ / ルチアーノ・パヴァロッティ≪ショスタコーヴィチ:ジャズ音楽集≫≪ショスタコーヴィチ:ジャズ音楽集≫
ショスタコーヴィチの、ジャズのイディオムを取り入れた作品集という、珍しいアルバム。30年代の作品(「タヒチ・トロット」が28年)で、諧謔精神にあふれた面白い作品だ。シャイーの快演も聴きもの。