制作・出演 : リッチー・バイラーク・トリオ
サマー・ナイトサマー・ナイト
創造性豊かなベテラン・ピアニスト、リッチー・バイラークのヴィーナス第5弾。長年の共演者とのピアノ・トリオ録音。4曲がマイルス・デイヴィスの作曲。マイルスのレパートリーでもあった曲も収録。ハイ・クオリティの超一流のピアノ・トリオ・ジャズが聴ける。
マンハッタンの幻想マンハッタンの幻想
リッチー・バイラークのレギュラー・トリオによる、2006年3月録音のアルバム。スタンダードやオリジナル、クラシカル・チューンなどがバランスよく収録された本作は、超絶技巧を駆使した高速曲も美しい傑作だ。
マンハッタンの幻想マンハッタンの幻想
2006年現在ドイツ・メンデルスゾーン音大で教鞭をとるバイラークのアルバム。ブリブリ押してくるムラツと奔放なハートを迎え豪快なピアノを聴かせる。ムラツの弓弾きが美しい(5)、渾然一体の推進力を聴かせるコルトレーン(6)など、今のバイラークの充実度が伝わる快作。
ロマンティック・ラプソディロマンティック・ラプソディ
彼の本領が発揮された、全編をバラードで構成したロマンティック路線。スローでスインギーなタッチが、全体を包み込むように響く。実に優雅なひと時を味わえる、贅沢なアルバムだ。
ロマンティック・ラプソディロマンティック・ラプソディ
重厚なイメージのバラードでまとめられ、ジャズ・ファンでなくても楽しめる内容を持った1枚だ。ヒーリング・パワーを備えたスローな曲調で、ロマンティックなムードを醸し出す。
恋とは何でしょう恋とは何でしょう
ジャズ版“野村再生工場”的なヴィーナスは本当に目のつけどころがいい。バイラークは才能がありながら人気と評価の点でいま一歩のところにいるピアニストだ。その彼がここではエヴァンス・ライクな美しいタッチとほどよいパッションを表現してみせる。