制作・出演 : ヴラディーミル・アシュケナージ
楽興の時〜ラフマニノフ:ピアノ作品集楽興の時〜ラフマニノフ:ピアノ作品集
デュナーミクや表情の変化により鋭利な切れ味や大仰な演出を聴かせてくれる奏者はいる。またたとえばルガンスキーのような“凄み”を持つ演奏を好むリスナーも多いだろう。しかし、アシュケナージの肩をいからせない柔らかな歌に漂うデリカシーもまた同様に魅力的だ。
I □ モーツァルトI □ モーツァルト
TV番組で“健康効果”が紹介されてからというもの、ブームになっているみたいなモーツァルト。それはともかく、このコンピレーションは、名演奏家がずらりと並んだお薦め盤。イ・ムジチを入れているのは担当者のひねりか。どうせなら何枚か作ってほしい。
ショスタコーヴィチ:ピアノ作品集 ソナタ第2番、格言集、3つの幻想的舞曲、他ショスタコーヴィチ:ピアノ作品集 ソナタ第2番、格言集、3つの幻想的舞曲、他
ピアニスト・アシュケナージの新録音は、ショスタコーヴィチの比較的演奏される機会の少ない初期の作品に光を当てるアルバムとなった。音の一つひとつに意味を与える周到な組み立て。これほどまでに音が見える演奏は少ない。深い思索から生まれた表現だ。
ラフマニノフ:2台のピアノのための作品全集ラフマニノフ:2台のピアノのための作品全集
2in1の容量を活かして企画性豊かにデッカの名演を収めた《ダブル・デッカ・シリーズ》の1点。現代最高のヴィルトゥオーゾ、アシュケナージと才人プレヴィンが組んで録音したラフマニノフ。
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集
2in1の容量を活かして企画性豊かにデッカの名演を収めた《ダブル・デッカ・シリーズ》の1点。。難技巧を鮮やかに弾いているのはもちろん、プロコフィエフ独特の響きを見事に音化した名演。
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ブルッフ:コル・ニドライ チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ブルッフ:コル・ニドライ チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
アメリカを代表するチェロの名手が、ドヴォルザークのチェロ協奏曲やチャイコフスキーの「ロココ変奏曲」でスーパー・テクニックを披露する。《デッカ・ニュー・ベスト100》の1枚。