制作・出演 : 三浦友理枝
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極! 邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。本作は、川久保賜紀(ヴァイオリン)、遠藤真理(チェロ)、 三浦友理枝(ピアノ)の演奏による、ラヴェルのピアノ三重奏曲他を収録したアルバム(2009年1月録音)。 <収録内容> 01. ピアノ三重奏曲 イ短調 第1楽章:Modere 02. ピアノ三重奏曲 イ短調 第2楽章:Pantoum:Assez vif 03. ピアノ三重奏曲 イ短調 第3楽章:Passacaille:Tres large 04. ピアノ三重奏曲 イ短調 第4楽章:Final:Anime 05. マ・メール・ロワ [三重奏版] 眠りの森の美女のパヴァーヌ 06. マ・メール・ロワ [三重奏版] おやゆび小僧 07. マ・メール・ロワ [三重奏版] パゴダの女王レドロネット 08. マ・メール・ロワ [三重奏版] 美女と野獣の対話 09. マ・メール・ロワ [三重奏版] 妖精の園 10. 亡き王女のためのパヴァーヌ [三重奏版]
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極! 邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。 本作は、三浦友理枝(ピアノ)の演奏による、ショパン「24のプレリュード」他を収録したアルバム(2009年10月録音)。 <収録内容> 01. 24のプレリュード 作品28 第1番 ハ長調 02. 24のプレリュード 作品28 第2番 イ短調 03. 24のプレリュード 作品28 第3番 ト長調 04. 24のプレリュード 作品28 第4番 ホ短調 05. 24のプレリュード 作品28 第5番 ニ長調 06. 24のプレリュード 作品28 第6番 ロ短調 07. 24のプレリュード 作品28 第7番 イ長調 08. 24のプレリュード 作品28 第8番 嬰ヘ短調 09. 24のプレリュード 作品28 第9番 ホ長調 10. 24のプレリュード 作品28 第10番 嬰ハ短調 11. 24のプレリュード 作品28 第11番 ロ長調 12. 24のプレリュード 作品28 第12番 嬰ト短調 13. 24のプレリュード 作品28 第13番 嬰ヘ長調 14. 24のプレリュード 作品28 第14番 変ホ短調 15. 24のプレリュード 作品28 第15番 変ニ長調 ≪雨だれ≫ 16. 24のプレリュード 作品28 第16番 変ロ短調 17. 24のプレリュード 作品28 第17番 変イ長調 18. 24のプレリュード 作品28 第18番 ヘ短調 19. 24のプレリュード 作品28 第19番 変ホ長調 20. 24のプレリュード 作品28 第20番 ハ短調 21. 24のプレリュード 作品28 第21番 変ロ長調 22. 24のプレリュード 作品28 第22番 ト短調 23. 24のプレリュード 作品28 第23番 ヘ長調 24. 24のプレリュード 作品28 第24番 ニ短調 25. プレリュード 嬰ハ短調 作品45 26. プレリュード 変イ長調(遺作) 27. 3つの新しいエチュード(遺作) 第1番 ヘ短調 28. 3つの新しいエチュード(遺作) 第2番 変イ長調 29. 3つの新しいエチュード(遺作) 第3番 変ニ長調 30. ボレロ 作品19
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極! 邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。本作は、三浦友理枝(ピアノ)の演奏による、 ショパン「12の練習曲」をはじめとするエチュードを収録したアルバム(2006年10月録音)。 <収録内容> 01. 12の練習曲 作品10 第1番 ハ長調 02. 12の練習曲 作品10 第2番 イ短調 03. 12の練習曲 作品10 第3番 ホ長調≪別れの曲≫ 04. 12の練習曲 作品10 第4番 嬰ハ短調 05. 12の練習曲 作品10 第5番 変ト長調≪黒鍵≫ 06. 12の練習曲 作品10 第6番 変ホ短調 07. 12の練習曲 作品10 第7番 ハ長調 08. 12の練習曲 作品10 第8番 ヘ長調 09. 12の練習曲 作品10 第9番 ヘ短調 10. 12の練習曲 作品10 第10番 変イ長調 11. 12の練習曲 作品10 第11番 変ホ長調 12. 12の練習曲 作品10 第12番 ハ短調≪革命≫ 13. 即興曲 第1番 変イ長調 作品29 14. 即興曲 第2番 嬰ヘ長調 作品36 15. 即興曲 第3番 変ト長調 作品51 16. 即興曲 第4番 嬰ハ短調 作品66≪幻想即興曲≫ 17. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
3年ぶりのショパンのアルバム。何より三浦のショパン観が明快に出ているのが良い。緩急のメリハリのつけ方は見事だし、特に歌わせ方が丁寧で知と情のバランスがよくとれている。思い入れたっぷりだが客観的な美意識とトータルな構成力が強く感じられる。ショパンの創意とピアニズムが堪能できる。
三浦友理枝のピアノは、粒立ちが良く、音も澄んでいて、美しい。ラヴェルの作品によく合っている。協奏曲ではOEKが好サポート。協奏曲とソロ作品との組み合わせがユニークといえるが、三浦の音楽性に合った曲をセレクトした選曲の良さが光る。
何と粒立ちの良いピアノの音だろう。三浦友理枝が2枚目のアルバムにショパンを選んだのは、20歳代だからこそ弾ける音色を表現したかったに違いない。一粒一粒が瑞々しく輝き、曖昧な音や響きはない。多彩な表情を描き出す音楽性の豊かさも聴きものだ。
世界の名だたる音楽コンクールで優秀な成績を収めている注目の若手ピアニストのデビュー・アルバム。テクニックの確かさはもちろんだが、彼女の魅力は漂うようなやわらかい響きと、艶やかでクリスタルのように美しい高音だ。ウットリと聴き入ってしまう。