制作・出演 : 三遊亭圓生
特選圓生十八番集〜生誕100年記特選圓生十八番集〜生誕100年記
1900年9月3日に生まれ、5歳から義太夫語りで寄席にも出演、9歳で落語に転向した早熟な天才、6代目圓生の特選集が12枚同時発売。人情噺、くるわ噺など極め付きの語りが聴ける。
圓生落語1圓生落語1
ワーナーから全5タイトルでリリースされている『圓生落語』の、「牡丹燈篭」と栗橋宿と関口屋ゆすりの一席。コワイ話というよりシブイ話だ。基本はそこはかとないお笑い感覚だ。でもダラダラとせずにキリッと聴かせる。そこがいい。78年発表のLPの復刻。
圓生落語2圓生落語2
またの題名を『磯の白浪』『朧の梅若』という長編人情噺。78年11月の録音で、同年12月発売のLPの復刻。部分を取り出すことのできないガッチリとした展開の長編ゆえにもはや生で聴くこともままならぬ。圓生師のテンションの保ち方はまさに至芸。
圓生落語3圓生落語3
79年の録音で、芝居仕立ての人情噺になっている。悪餓鬼の長吉が奉公に出され、主人の金を盗み丁稚の定吉と番頭の権九郎を殺し…、継母のお光と再会する噺だ。浄瑠璃の「双蝶々曲輪日記」の登場人物名をそっくり借用しているが、噺の内容は別物。
PREV1NEXT