制作・出演 : 千葉純子
ベスト・オブ・ベスト〜珠玉のヴァイオリン名曲集ベスト・オブ・ベスト〜珠玉のヴァイオリン名曲集
CD4枚、各75分以上の収録時間で66曲をまとめたヴァイオリン名曲集。オリジナルはもちろん編曲ものも含めて、主要ヴァイオリン小品は大体網羅されている上に、貴志康一の曲も入れた気のきいたセットだ。
タイスの瞑想曲/G線上のアリア ヴァイオリン名曲の花束タイスの瞑想曲/G線上のアリア ヴァイオリン名曲の花束
ディレイ門下でティボール・ヴァルガ・コンクールなどに入賞、室内楽や紀尾井シンフォニエッタのメンバーとしても活躍する千葉純子の通算6枚目。曲の選択や配置にひと工夫してあり、演奏も的確で上品。解説もきちんと曲の出典を押さえた丁寧なもので、志の高い一枚。
赤と黒赤と黒
宮本亜門演出のモーツァルトで人気を博し、今や日本屈指のメゾとなった林美智子。最近の舞台ではおとなの魅力を発揮するようになったとはいえ、まだ妖艶なデリラより清廉な憧れに満ちたミニョンが似合う。一人二役を歌う「フィガロ」や「ホフマン」が楽しい。
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタレスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ
千葉純子のデビュー・アルバム。彼女は桐朋学園とジュリアード音楽院で学び、92年ティボール・ヴァルガ国際コンクールで第3位に入賞している。多めのヴィブラートでよく歌う丁寧で優しい語り口が特徴的なヴァイオリニストである。
PREV1NEXT