制作・出演 : 和田七奈江
ラヴァージョン2 さよならショパンラヴァージョン2 さよならショパン
コンポーザー・ピアニスト和田七奈江の2年ぶり第2作。クラシカルな技術をベースに、音数の多さとガッツのある鳴りで聴かせるオリジナル群は、ピアノ演奏家好みのスタイルといえそう。クラシックの旋律をときおり織り交ぜるスタイルは前作を踏襲しており、曲目も一部重なっている。
ラヴァージョンラヴァージョン
和田は78年生まれ、シカゴ音楽院で学んだ才媛。よく書き込まれピアノが豊かに鳴るオリジナル曲をはじめ、2、3、4、6、7、9、12曲目はクラシック作品などを引用しつつ華麗な技巧でまったく別の曲に換骨奪胎、なかなかの力技に感服。随所に聴こえるジャズ風味も新鮮だ。
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