制作・出演 : 宮沢昭
バイ・マイセルフ・アローン+2バイ・マイセルフ・アローン+2
本作の“空間を生かしたヴォーカルの録音方法”は25年以上を経てリバイバルした。74年の2回目の来日を捉えたバートンの歌は若々しく新鮮さに満ちている。別テイクと未発表曲を追加収録、心に沁みる、分かりやすい発音と親しみやすい歌声は不滅だ。
バイ・マイセルフ・アローン+2バイ・マイセルフ・アローン+2
74年の2度目の来日時に東京で収録された作品。この軽妙なニュアンスはやはりバートンならではのもの。聴き手を威圧するような歌い方は決してしないのに、心に訴えかけてくるものが大きい。佐藤允彦をはじめ日本人ミュージャンがタイトに好演している。
サム・テイラー作戦サム・テイラー作戦
サム・テイラーとは、「ハーレム・ノクターン」で知られ、ムード・サックス奏者として60年代の日本で一世を風靡した米人プレイヤー。当時流行していたサム流のサウンドを模して、左と右チャンネルにサックスの松本英彦と宮沢昭を配した軽音楽企画アルバムがこれ。