制作・出演 : 朝比奈隆
チャイコフスキー:交響曲第5番チャイコフスキー:交響曲第5番
朝比奈にとってこの曲は、不思議な巡り合わせを持っている。指揮デビューの時と最後の演奏会とで取り上げている。そして関西響と大フィルの定期演奏会で最も多く取り上げた曲が、この第5番だ。まるでドイツ音楽を聴いているようだ。感傷を排して、実に堂々としている。
R.シュトラウス:「ツァラトゥストラはかく語りき」R.シュトラウス:「ツァラトゥストラはかく語りき」
発売元
キングレコード株式会社朝比奈隆の円熟期、80年代のライヴの模様。奇を衒(てら)わず、1音1音をきちっと積み上げ、内声部を磨き上げ、この複雑精緻な作品を巨大な構築物に仕立て上げている。リマスタリングによって大フィルがいっそう輝いた。