制作・出演 : 沢井比河流
二枚目二枚目
発売元
日本伝統文化振興財団沢井忠夫の長男である筝奏者が、タイトルどおり『OKOTO』(2006年)に続いて制作した2枚目のソロ・アルバム。邦楽の枠にとどまらない無限大のスタイルと、想像力が膨らむ、変化に富んだ楽曲が大きな特徴で、全体的に光と影、明と暗が感じられる一枚である。
OKOTOOKOTO
箏奏者の沢井比河流の初CDだが、伝統楽器の箏で見事に現代の息吹を表現した。といっても古い型を強引に打ち破るのではなく、豊かな作曲の才と演奏テクニックで伝統の世界のなかに洋楽の味など現代の色を織りまぜ、邦楽の幅を間違いなく広げている。
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