制作・出演 : 鳥羽一郎
星野哲郎を謳う星野哲郎を謳う
作詞家・星野哲郎は、「兄弟船」をはじめとする数々の名曲で、鳥羽一郎の歌世界を作り上げてきた。その星野作品14曲を収録。また歌の間に星野哲郎朗読詩集「いろはにそらしど」の中から16篇の詩を選び、鳥羽自身の朗読を挿入するという構成。恩師への心あふれる追悼作品となっている。
海の兄弟/港町海の兄弟/港町
「演歌兄弟」「花野兄弟」に続く“兄弟シリーズ”3作目。このド演歌を熱く歌い交わすのは、北島三郎と鳥羽一郎の大看板二人。さすがに安心して聴けるのは、両人ともが“演歌”のツボをいやというほど知っているからだが、そんな講釈はなくとも自然と聴き惚れてしまうのはやはり実力か。
縄のれん/まぐろ船縄のれん/まぐろ船
男同士の絆を歌ったギター演歌。「縄のれん」は故・ 村上幸子のアルバムに収録された隠れた名曲で、言葉を交わさずとも志を同じくする者だからこそ通じる気持ちや想いを綴った楽曲となっている。
韃靼海峡/石ころの唄韃靼海峡/石ころの唄
「兄弟船」をはじめ船乗り演歌を数多く歌い上げてきた鳥羽一郎、2009年はついに国境を超え、韃靼海峡(サハリンとロシアの間にある海峡)に向かった。どこまでも北に向かって突き進んでいくような、男気あふれるコブシ回しが素晴らしい。荒波超えて、ドンといけ!
風雪花伝/都の雨に風雪花伝/都の雨に
“時代の唄”シリーズでもおなじみの、宇崎竜童作曲による男同士の“義理人情”を描いた作品。曲中に俳優・渡哲也のセリフを導入し、不器用な男ではあるが真実の中で生きていく姿を描き出している。