制作・出演 : 14カラット・ソウル
人気のア・カペラ・ヴォーカル・グループが、クラプトン、スティング、スティーヴィー・ワンダー、サッチモなどの有名曲のカヴァーを中心に収録したアルバム。一歩間違えれば陳腐な内容になってしまう企画を、充実したサウンドに仕上げているところはさすが。珠玉。
日本デビュー14周年を飾るアニヴァーサリー・ベスト。ゴスペラーズからの提供曲や、デビューのきっかけとなった山下達郎のカヴァーなどヒット曲満載。カヴァーとオリジナルの新曲を1曲ずつ収録。
山下達郎作曲によるタイトル曲がCMに使われ、一気に日本での地位を築き上げた彼らの記念すべきデビュー・アルバム。従来のウェット感のあるア・カペラではなく、今の日本のそれに近いドライな作品。
ベン・E.キングの名曲や西城秀樹のカヴァーでもお馴染みのヴィレッジ・ピープル作品など、カヴァーは正直言って味のないものだが、タイトル曲で聴かせるコーラス・ワークは鳥肌ものの美しさ。
1stに引き続き、山下達郎作品にチャレンジした通算3枚目。イロモノなら3年もすればボロが出るものだが、反対に最高作を作ってしまうところが本物だという証。絶品ともいうべき1枚。
前作の素晴らしさに甘えたか、ちょっとダレ気味の4枚目。それでもレトロ・フレイヴァーな楽曲や、スウィートなラヴ・ソングでのコーラスは実に見事。ヒットしたクリネックスのCMソングを収録。
ゴスペラーズの「ひとり」「永遠に」のカヴァー、酒井雄二の提供曲、そして共演曲を含むアカペラ作品。ほかにボビー・コールドウェルの「風のシルエット」、ルパート・ホルムズの「エスケイプ」、日本語込みの自作曲と、日本人には超親しみが湧く内容。
2000年4月の来日公演が好評だった14カラット・ソウルのニュー・アルバム。お手のもののア・カペラ・ナンバー中心、全曲新曲という構成で、冬の季節にぴったりの感動をおぼえる1枚だ。
99年末あたりから、またまた注目を集めているア・カペラ。ということで、バツグンのハーモニーを聴かせるコーラス・グループのベスト盤が登場です。2月よりオン・エア予定のCM曲も収録。
荒木一郎の曲を日本語でカヴァーした(3)などの完全なア・カペラをはじめ、ほかの曲もビートのみ、あるいは部分的に楽器を加えただけのものなど、ア・カペラ度の高い作品。ファンキーなアップ・テンポの(1)(2)も楽しく、スローの清涼剤的美しさに負けない魅力だ。
TVドラマ『Days』挿入歌となった新曲(1)を加えたベスト・セレクション。山下達郎作の(4)(6)、大沢誉志幸の(10)、チャゲ&飛鳥の(12)と日本人の作曲も多い。それを抜きにしても、爽快感貫く彼らの清涼なア・カペラが日本人好みなのは実績にて証明ずみだ。
テンプテーションズ(3)やフォー・フレッシュメン(8)(9)、ビリー・ジョエル(4)(10)、ジョン・レノン(6)などをカヴァーしている。ソウル・コーラス・グループである彼らにア・カペラで歌われた時、逆にB.ジョエルの音楽ルーツの一端が浮かび上がるのが面白い。
日本でも、山下達郎作の「ゲット・バック・イン・ラヴ」などで幅広く親しまれているグループのベスト盤で、ア・カペラ・グループのストリート感覚を失うことなく、その域を出て、ポップス・グループと呼びたいほどの柔らか味に改めて感心させられる。
CM、子供番組などにも起用され日本で人気抜群のア・カペラ・グループ。洗練された軽やなかノリのコーラス・ワークは相変わらずで、今回もPTAも安心の健やかな歌を聴かせる。(11)は歌詞カードにラップってあったから意表突かれたが、単なる語りでした。
アメリカの5人組ア・カペラ・グループのベスト・アルバム。既発表アルバムからピック・アップで、ベン・E・キングのヒットで知られる(4)、山下達郎/アラン・オデイ作の(8)を含む7曲に(1)(9)の新曲を加えている。凝ってはいないが初々しい魅力がある。
14カラット・ソウルの来日記念盤。『ガール・イン・ホワイト』『アイ・ラヴ・ユー』『ゲット・バック・イン・ラヴ』からのカヴァーのみをピック・アップ。達郎の(1)(5)(12)、B.E.キングの(2)、ビートルズの(10)等、ドゥワップ・アカペラの楽しさを十分に伝えてくれる。
ニュージャージー出身のアカペラ・ソウル・グループの約2年ぶりのアルバムで、日本における通算5作目。何曲かオリジナルもあるが、やはり、カヴァー曲のほうがいい。ここでは、ベン・E・キングの(2)、ジョニー・シンバルの(5)、マイケル・ジャクソンの(8)など。