制作・出演 : PeterAsh
音楽劇『白雪姫と七人の小人たち』 あの「チャーリーとチョコレート工場」の原作者として知られるロアルド・ダールが「白雪姫」の物語を若干ブラックに翻案したお話に、E.アルベルガが音楽をつけた音楽劇です。 前奏曲が始まった途端に、聴き手は音の魔法をかけられます。各々の曲は登場人物の性格をきちんと反映していて、白雪姫は若々しく、気まぐれであり、罪のない夢想家として書かれています。ぬるま湯のような宮殿から恐怖と暴力の世界へと足を踏み入れることで彼女がどう変化するのでしょう。継母は冷たくひねくれていて、森は深くて暗く、鏡は不思議で豪壮です。もちろん、現代の「白雪姫」は王子の接吻で毒が抜けるわけでもなく、もっとしたたかなのですが。 この作品は1994年にロンドン交響楽団とフランツ・ヴェルザー=メスト、今回もナレーションを担当しているグリフ・リース・ジョーンズらに拠って上演され、その収益は子供たちのための基金へと送られました。(Orchid Classics) 【収録情報】 ・音楽劇『白雪姫と七人の小人たち』 ロアルド・ダール作、音楽:エレアノア・アルベルガ 1. 前奏曲「森の夜」 2. ナレーションI 3. 白雪姫の踊り 4. ナレーションII 5. ナレーションIII 6. 鏡の踊り 7. ナレーションIV 8. 継母の踊り 9. ナレーションV 10. 継母の血の踊り 11. ナレーションVI 12. 荒れ野にただ一人 13. ナレーションVII 14. 騎手の踊り 15. ナレーションVIII 16. 夜の音楽 17. ナレーションIX 18. 脱出の踊り 19. ナレーションX 20. お祝いの踊り ダニー・デヴィート(ナレーション) ジョアンナ・ラムレー(ナレーション) グリフ・リース・ジョーンズ(ナレーション) タリアセン管弦楽団 ピーター・アッシュ(指揮) 録音時期:1998年7月23-24日 録音場所:ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール 録音方式:デジタル Powered by HMV