歌劇『フリーデリケ』全曲 フォスター&モンペリエ国立管、カーボーン、ブレンチウ、他
文豪ゲーテの若き日の悲恋物語を上品に歌い上げた
レハールの隠れた名作オペラ
ラジオ・フランスが埋もれた名作オペラに当てるシリーズの第25弾は、モンペリエで上演されたレハールの『フリーデリケ』。修業時代のゲーテの実話に基づいた全3幕のジンクシュピールです。
あらすじは、ゲーテがストラスブール近郊の村ゼーゼンハイムで出会った美しい娘フリーデリケ・ブリオンと激しく愛し合うも、彼が出世してワイマール宮廷に赴くためには独身であることが条件だったため、2人は泣く泣く別離を選択するという悲恋物語。彼女は一生独身で過ごし、ゲーテも彼女を捨てたことを一生悔やんだと言われています。『ファウスト』のグレートヒェンのモデルと言われるフリーデリケの悲恋を上品に歌い上げた本作は、笑いの中に胸が疼くような悲しみを秘めてるのが魅力。日本でもおなじみの名匠ローレンス・フォスターの指揮でどうぞ。(ユニバーサルIMS)
【収録情報】
・レハール:歌劇『フリーデリケ』全3幕
ニコラ・ベラー・カーボーン、ミリヤム・ノイルラー、オリヴィア・ドレイ(ソプラノ)
マリアンヌ・クレバッサ、ベアトリス・パリー(メゾ・ソプラノ)
マリウス・ブレンチウ、イヴ・セレンス、ジョアンナ・マレフスキ(テノール)
エロディ・ビュイソン(語り)
モンペリエ国立管弦楽団
ローレンス・フォスター(指揮)
録音時期:2009年7月
録音場所:モンペリエ
録音方式:デジタル
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