SVETLANOV: SHOSTAKOV
初出!スヴェトラーノフ&LSO
『革命』ライヴ!
すべてBBCアーカイヴ音源の復刻。稀代の怪物指揮者スヴェトラーノフがLSOを振った『革命』は、エジンバラ音楽祭におけるライヴで完全初出。スヴェトラーノフといえば手兵ソヴィエト国立響との演奏を抜きに語れませんが、この翌年には首席客演指揮者に任命されることになるLSOは、当時プレヴィンのもとで大躍進を遂げ、アンサンブルの条件が揃っていました。スタイルの異なるプレヴィン&LSO盤(65年)との聴き比べもまた興味深いところではないでしょうか。いずれにせよ、第8番(BBCL.4189)の余韻も冷め遣らぬところへ、またしてもファンにはとんでもないタイトルの出現といえそうです。
いっぽう、これより10年前、プロムスでの実況録音による『死の島』。40歳を目前にして、戦車に喩えられる激烈で濃厚な味付けはこの時期ならではのもの。なお、当日はオイストラフ独奏でショスタコーヴィチの第2協奏曲(BBCL.4060)とスクリャービンの法悦の詩(BBCL.4121)も演奏されています。
・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47『革命』
ロンドン交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音時期:1978年8月28日(ステレオ)
録音場所:エジンバラ、アッシャー・ホール(ライヴ)
・ラフマニノフ:交響詩『死の島』Op.29
ソヴィエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音時期:1968年8月22日(ステレオ)
録音場所:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
Disc1
1 : 1. Moderato
2 : 2. Allegretto
3 : 3. Largo
4 : 4. Allegro Non Troppo
5 : Shostakovich: Symphony No. 5; Rachmaninov: The Isle of the Dead
Powered by HMV