音楽むすび | オイゲン・ダルベール: 管弦楽作品集

オイゲン・ダルベール: 管弦楽作品集

オイゲン・ダルベール: 管弦楽作品集

オイゲン・ダルベール(1864-1932):管弦楽作品集

ダルベールは、スコットランドのグラスゴーでフランス人の父とイギリス人の母の間に生まれました。しかし、いつまでたっても英語は上達せず、ロンドンの王立音楽大学に入学後はウィーンに留学、ドイツ語を学び、フランツ・リストに師事、ピアニストとしてデビューします。第一次世界大戦まで英国の市民権を持っていたにも拘わらず、彼自身は「ドイツ人」であると自ら宣言し、ドイツに帰化もしています。彼は数多くのオペラを作曲し、中でも「死んだ瞳」(999692)や「低地地方」などは現在でも時折上演される演目として息づいていますし、ピアニストとして演奏も残っているなど、高い評価を受けましたが、彼の心の中は常に落ち着くことがなく、住居をしょっちゅう引っ越したり、6回の結婚をしたりなど、私生活は必ずしも幸福ではなかったようです。ここにはR.シュトラウスが絶賛したと言われる交響曲と「人魚姫」の初録音が収録されています。(ナクソス・ジャパン)

【収録情報】
オイゲン・ダルベール(1864-1932):管弦楽作品集
・小さな人魚姫Op.15(アンデルセンの童話を元にしたソプラノと管弦楽のための詩曲)
・交響曲第4番ヘ長調
 アンナ・カシアン(ソプラノ)
 オスナブリュック交響楽団
 ヘルマン・ボイマー(指揮)

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