カセッラ:1.管弦楽のためのシンフォニア Op.63/2.大管弦楽のためのラプソディ「イタリア」Op.11
カゼッラ:交響曲第3番、ラプソディ『イタリア』
フランシス&ケルン放送交響楽団
ブルッフがドイツの壮大なる精神を音にしたとすれば、イタリアの美の精神は作曲家カゼッラによって具現化されたと言ってもよいでしょう。1909年、26歳の彼は色彩感豊かな『イタリア』を作曲しました。火山の町シチリア、灼熱の太陽に焼かれるひたすら明るいナポリの生活、これらを描くことで彼は祖国へ限りなく大きな愛を示したのです。
その30年後に書かれた交響曲第3番は、彼の作品中最も大掛かりなもので世界的成功を収めた曲ですが、現在では全くと言っていいほど忘れられてしまいました。ここで聴けることは大いなる喜びです。(ナクソス・ジャパン)
【収録情報】
カゼッラ:
・管弦楽のためのシンフォニア(交響曲第3番)Op.63
・大管弦楽のためのラプソディ『イタリア』Op.11
ケルンWDR交響楽団(ケルン放送交響楽団)
アラン・フランシス(指揮)
録音時期:2006年
録音方式:デジタル(セッション)
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