レントヘン:交響曲集
レントヘン:交響曲第5番、第6番、第19番
20世紀前半に活躍したオランダの作曲家、レントヘンの「合唱付き」交響曲集です。CPOファンにとって、すっかりおなじみとなったレントヘンですが、まだまだ素晴らしい作品が埋もれているようです。今回ご紹介するのは1926年に書かれた、古いイギリスの讃歌をテキストにした混声合唱付きの第5番、1928年に書かれたフラマン語のテキストの伝統的な讃歌のメロディを用いた第6番、そして1931年に書かれたバッハのソナタからメロディを転用した第19番です。この第19番は、若い頃から心酔していたバッハへの敬意を表すために、たった2週間で完成された作品で、冒頭のテーマが次々と繰り返され、壮大なフーガへと発展するという、まさにバッハへのオマージュ。これは聴きごたえたっぷりです。(CPO)
【収録情報】
レントヘン:
・交響曲第6番ハ短調『ああ神よ、私は誰に嘆くべきか』
・交響曲第19番ハ短調『B.A.C.H』
・交響曲第5番『死神』
コンセンサス・ヴォカリーズ
オランダ交響楽団
ダヴィト・ポルセリーン(指揮)
録音時期:2008年
録音方式:デジタル
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