コンスタンティノ・ガイト:ピアノと弦楽器のための室内楽作品集
ガイト:ピアノと弦楽器のための室内楽作品集
アルゼンチン、ブエノスアイレスに生まれたガイトは、イタリア移民であった父からヴァイオリンを学び、その後、フリアン・アギーレからピアノの教えを受けました。政府より奨学金を得て、父の祖国であるイタリアに留学し、22歳までナポリ王立音楽院で学んでいます。その後は、「アルゼンチン音楽の創始者」として活躍し、数多くの作曲家を育て、また自身も多くの作品を残しています。
作品はオペラから室内楽、歌曲に至るまで多岐に渡りますが、ここに収録されている室内楽は、1916年から1918年頃に書かれたもので、流麗な表現が魅力的です。ここでピアノを演奏しているエレーラは作曲家の曾孫にあたり、この演奏に際しても「曾祖父に対して最大の敬意を払い、その作品を知ってもらいたい」と意気込みを述べています。(cpo)
【収録情報】
ガイト:
・ピアノ三重奏曲 Op.25
・チェロとピアノのためのソナタ Op.26
・2台のヴァイオリンとヴィオラ、チェロ、ピアノのための五重奏曲 Op.24
アグスティーナ・エレーラ(ピアノ)
ザラストロ四重奏団
録音時期:2009年3月14-16日
録音場所:チューリッヒ放送スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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