音楽むすび | フローラン・シュミット:ピアノ五重奏曲Op.51/ハザーズ

フローラン・シュミット:ピアノ五重奏曲Op.51/ハザーズ

フローラン・シュミット:ピアノ五重奏曲Op.51/ハザーズ

フロラン・シュミットのピアノ五重奏曲!

吹奏楽の超難曲にして名曲『ディオニソスの祭』の作曲者であり、先にリリースされた『アントニーとクレオパトラ』と『幻影』を収録した管弦楽作品集(1C1133)のヒットが記憶に新しいフランスの作曲家フロラン・シュミット。
 絶好調ティンパニがシュミットの没後50年という節目の年を記念してリリースするのは、約55分という長大な演奏時間を要するピアノ五重奏曲。全3楽章の中でも特に第2楽章(Lento)の、めまぐるしく移り変わる表情、ピアノと弦楽四重奏が織り成すメランコリックな旋律は、大編成作品の壮大で絢爛な作風とは一味違ったフロラン・シュミットの魅力を確実に感じさせてくれる逸品です。
 この作品集の主役と言っても過言ではないピアニストは、パリ・エコールノルマルの教授、教育顧問を務めるフランス屈指の室内楽のスペシャリスト、クリスチャン・イヴァルディ。ロパルツの弦楽四重奏曲集を成功へと導いたスタニスラス弦楽四重奏団とのアンサンブルにより、フロラン・シュミットの知られざる一面が聴こえてきます。(東京エムプラス)

フロラン・シュミット:
・ピアノ五重奏曲 (1908)
・ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための『偶然』 Op.96
 クリスチャン・イヴァルディ(ピアノ)
 スタニスラス四重奏団

 録音:2008年7月(デジタル)

Disc1
1 : Florent Schmitt: Quintette pour piano et cordes: I. Lent et grave - Anime [20:19]
2 : II. Lent [14:09]
3 : III. Anime [21:30]
4 : Hasards: I. Exorde (D’une allure rapide) [02:32]
5 : II. Zelie-au-pied-leger (Alerte) [02:46]
6 : III. Demi-soupir (Un peu lent) [05:34]
7 : IV. Bourree-bourrasque (Impetueux) [03:48]
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