オネゲル:交響曲 第1番 & 第3番
「solo musica」バーゼル交響楽団シリーズ
オネゲル:交響曲第3番『典礼風』、第1番
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮
バーゼル交響楽団は、スイスのバーゼル市にあるオーケストラで、バーゼル劇場の座付きオーケストラでもあります。1997年に旧バーゼル交響楽団と、バーゼル放送交響楽団が合併し発足。2009年からはデニス・ラッセル・デイヴィスを首席指揮者に迎え、一層のレパートリーの拡充を図るとともに、完全なるアンサンブルとスタイリッシュな妙技を追求しています。1876年に設立された旧バーゼル交響楽団は、1927年から1935年にはワインガルトナーが首席指揮者を務め、他にもホルスト・シュタイン、モーシェ・アツモン、アルミン・ジョルダンなど錚々たる顔ぶれの名指揮者たちによって育て上げられたオーケストラです。客演指揮者は数知れず、古くはブラームスやマーラー、フルトヴェングラー、最近ではブーレーズ、デュトワ、ゲルギエフなどが、この独自の味わいを持つオーケストラを演奏しています。最近では、ヴェンツァーゴによる斬新なブルックナーの録音もありますが、デニス・ラッセル・デイヴィスは、このオーケストラから更なる新しい響きを紡ぎだすことに成功したようです。
最近まで、リンツ・ブルックナー管弦楽団とブルックナーの録音に勤しんでいたデニス・ラッセル・デイヴィス。すっきりとしたサウンドと、キレのよい解釈に一層磨きがかかっています。(solo musica)
【収録情報】
オネゲル:
1. 交響曲第1番ハ長調
2. 交響曲第3番『典礼風』
バーゼル交響楽団
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
録音時期:2011年3月2-3日(1)、2012年1月18-19日(2)
録音場所:シュタット・カジノ・ベーゼル・ムジクザール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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