ビクター落語 五代目 古今亭志ん生21::火焔太鼓・黄金餅・二階ぞめき
注目は[21]収録の「火焔太鼓」で、1952年4月、61歳と油の乗り切った時期の録音。志ん生十八番中の十八番のネタだが、この音源はSPからの復刻を別にすれば最も古いもので、元気いっぱい、瑞々しい語り口だ。それ以外は66年録音の[22]収録の「佃祭」と[23]収録の「お直し」を除き、倒れる直前の61年の音源で間の取り方=押し引きの妙がたまらない。陰惨な噺を見事に笑いに転化した[21]の「黄金餅」、奇想天外な発想をそれとは感じさせない「二階ぞめき」、独特のフラが究極まで活かされた[22]の「替り目」など、全盛期の志ん生が味わえる。
関連音楽
“お婆さんもの”で昭和30〜40年代に一世を風靡した今輔。若いころに円朝ゆずりの人情噺をしっかり勉強しただけあって、“新作”でも奥行きのある芸を聴かせてくれた。「ラーメン屋」は有崎晩(柳家金語楼)作の、お婆さんシリーズの代表的な作品だ。 1990/03/21 発売
五代目古今亭志ん生の芸をこよなく愛するファンは、いまも少なくない。彼の落語が、若い世代にも支持されていることは驚くべきこどだ。ここでは希少な(2)、桂枝雀もよく取り上げている(3)など4つの噺を収録。江戸の粋を伝え残す噺に改めて敬服。 1994/05/21 発売
「宿屋の仇討ち」として知られる(1)、自在な話の逸脱ぶりがおかしい(2)、実在した料理屋を舞台にした珍しい演目(3)を収録。枕は比較的短め、さっぱりとした話ぶり。ちょとした言葉のニュアンスが笑いを生む志ん生ならではの“マジック”は楽しい。 1994/05/21 発売
ニッポン放送の音源のもので、昭和31年から昭和35年までの最高潮の時期の話術が聞ける。録音状態もけっこうよいのがうれしい。「火焔太鼓」はもちろんだが、「らくだ」や「文違い」の心理描写にうならされる。そして「大津絵」など珍しい録音も入っている。自在なテンポ、本能的ともいえる間(ま)の取り方、聴くものを快楽の波間に漂わす天才的な語りをあらためて聴くのも一興だ。 1994/11/18 発売
志ん生の十八番「火焔太鼓」(1)は58年NHKラジオでの録音。この噺、滑稽であるばかりでなく、女房にガミガミ言われている亭主の姿が我が身のごとく思える瞬間がある。座りしょんべんするな! がいい。53年TBSラジオでの録音の「風呂敷」は長屋の艶笑噺。 1996/07/24 発売
2002/06/21 発売
古典演目で修行を積んだあと、新作落語で芸道をきり開いていった今輔師。ここで聞かれるのは、いずれも師の口調や動作を念頭において書かれた代表作だけに、実にいい味している。師の枕からは、その時代が読めるし、十八番の「おばあさんもの」もさすが! 2004/03/24 発売
昭和36年と34年の録音だから、どちらも倒れる前のもので、師の見事な、計算を超えた芸、演技を超えた術が楽しめます。どちらかと言えば、やっぱり(1)でしょうか。とにかく遊女物はうまい。客との絡みが“まんま”なんであるね。やらせがない。えらい。 2004/03/24 発売
芝の生まれという正統派(?)の江戸っ子らしく、歯切れよく早いテンポでたたみ込んでくるところが実に気持ちいい。二ツ目時代に「女郎買いのことなら照蔵に訊け」と大師匠たちに言わせたキャリアを、これから生かそうという時代に死んだのはまことに残念。 2004/03/24 発売
長屋噺で職人が登場する咄を得意にした柳朝ならではの二題。心学の紅羅坊名丸先生と職人の八五郎のやり取りの「天災」、因業大家と大工の与太郎と政五郎の口論の「大工調べ」(前半)を演じている。師匠の彦六とは異なり、威勢のいい口調が気持ちいい。 2004/03/24 発売
上方落語協会の会長を務めていた五代目桂文枝のシリーズ3枚は、50代になったばかりの脂のノッた時代(小文枝時代)の名品揃いだ。[1]の「軽業講釈」は、上方落語の大きな特色である下座囃子(拍子木、鳴り物)が、もともと客の気を引くアイテムであったとの講釈から始まる陽気な噺。[2]の「舟弁慶」は、故橘ノ円都師が常々「小文枝のが一番ええな」と褒めていたもので、夫婦喧嘩が「舟弁慶」のパロディに発展するなど遊び心にあふれている。[3]の「天神山」は、狐と結婚した男のにぎやかな人情噺。 2005/08/24 発売
“はんなり”と形容された文枝の芸風が堪能できる、廊噺と歌舞伎風の噺をカップリング。80年4月25日の京都文化芸術会館での独演会ライヴの模様を収録。いずれも文枝の十八番だ。 2005/08/24 発売
ちょっぴり怪異な歌舞伎風噺とアウトドア版茶屋遊びの冒険談の2席。80年7月24日、東京・三百人劇場での独演会ライヴの模様を収録。上方落語の重鎮・文枝ならではの味わいが堪能できる。 2005/08/24 発売
いずれも80〜82年、小文枝時代の音源。お間違いなきよう。品のよい色気が漂う高座は、もちろん持って生まれたものもあるが、踊りの素養や上方歌舞伎の下座お囃子の世界に身をおいた経験も大きいだろう。このシリーズでも、お囃子入りの落語「はめもの」をふんだんに味わえるし、歌舞伎がらみのクスグリが随所に散らされ、上方の粋(すい)を堪能できる。それだけに上方落語に登場する庶民の代表、清やん喜ィやんも江戸の八ツァン熊サンのがさつさに比べどことなく上品だ。1947年5月2日の初高座のネタが「小倉舟」で、2005年1月10日の最期の高座のネタが「高津の富」だということからも、このシリーズに収録されているネタが五代目文枝にとって大切なものばかりとわかる。六代目松鶴と五代目文枝という好対照の上方落語二大名人の抜けた穴はまだ大きく開いたままだ。 2005/09/21 発売
上方落語の重鎮、桂文枝の十八番である、音曲稽古の滑稽を描いた「稽古屋」と、歌舞伎オタクについての噺「蛸芝居」の2席を収録。1980年5月13日、大阪でのスタジオ録音。 2005/09/21 発売
上方落語の重鎮、桂文枝の貴重な音源を収録。1980年7月31日、大阪でのスタジオ録音で、「堀川」は、歌舞伎で知られた名作「近頃河原達引ー堀川」の、「大丸屋騒動」は「伊勢音頭恋寝刃」の、それぞれパロディ。 2005/10/19 発売
上方落語の重鎮、桂文枝の貴重な音源を収録。1980年5月13日、大阪でのスタジオ録音で、文枝の他の追随を許さない十八番「たちきれ」は、色里を舞台にしっとりと人情の美しさを語る。 2005/10/19 発売
古今亭志ん生の名演集シリーズ全44タイトルが、リマスタリングし、さらに演目を組みなおして再登場。ジャケットには、ラクゴニメでおなじみの山藤章二の似顔絵と橘左近の寄席文字を使用。 2005/10/19 発売
古今亭志ん生の名演集シリーズ全44タイトルが、リマスタリングし、さらに演目を組みなおして再登場。ジャケットには、ラクゴニメでおなじみの山藤章二の似顔絵と橘左近の寄席文字を使用。 2005/10/19 発売
古今亭志ん生の名演集シリーズ全44タイトルが、リマスタリングし、さらに演目を組みなおして再登場。ジャケットには、ラクゴニメでおなじみの山藤章二の似顔絵と橘左近の寄席文字を使用。 2005/11/16 発売
古今亭志ん生の名演集シリーズ全44タイトルが、リマスタリングし、さらに演目を組みなおして再登場。ジャケットには、ラクゴニメでおなじみの山藤章二の似顔絵と橘左近の寄席文字を使用。 2005/11/16 発売
古今亭志ん生の名演集シリーズ全44タイトルが、リマスタリングし、さらに演目を組みなおして再登場。ジャケットには、ラクゴニメでおなじみの山藤章二の似顔絵と橘左近の寄席文字を使用。 2005/11/16 発売
古今亭志ん生の名演集シリーズ全44タイトルが、リマスタリングし、さらに演目を組みなおして再登場。ジャケットには、ラクゴニメでおなじみの山藤章二の似顔絵と橘左近の寄席文字を使用。 2005/11/16 発売
空前の落語ブームの中、コロムビアに保管されてきた名人達の名演を集めた究極の落語入門CD集。5代目古今亭志ん生の十八番「火炎太鼓」を始め、名人達の十八番を堪能することができる。 2005/11/30 発売
人気TV番組『笑点』の司会者として有名。七代目立川談志、三代目古今亭志ん朝、五代目春風亭柳朝(亡くなってからは橘家円蔵)とともに“四天王”と呼ばれている円楽による演目。 2005/12/07 発売
落語CDの定番「NHK落語名人選」の新ヴァージョン。綾小路きみまろもその一門であり、豪放磊落な芸風、物真似上手として有名な鈴々舎馬風の演目を収録。 2005/12/07 発売
五代目古今亭志ん生の名演を収録会社の枠を超えてより抜きし、全48集にまとめようという大仕事も、いよいよ後半。第31集から48集が一挙に発売された。音声が一部不鮮明だった音源はリマスタリング。また、ニッポン放送などに眠っていた未復刻高座も精力的に収録するなど、アンソロジーとしての価値は高い。31集は歌舞伎でも有名な名作「文七元結」からスタート。32集「鰍沢」34集「妾馬」と絶頂期の名演が続く。この「妾馬」も初復刻音源だ。33集の「千早振る」はナンセンスながら、人気の高い一品。それとカップリングされているのは志ん生には珍しい怪談ものの大作「怪談阿三の森」。41集から42集にかけて続く「御家安とその妹」は、全編聴き通すと2時間近くに及ぶ超大作だが、さらに凄いのは44集から46集にまたがる「名人長二」。下手な映画など足下にも及ばない、語りのリアリティを贅沢に味わえる。しかし、その大作の余韻をさらうのが、続いて収録の「芝浜」だ。これこそが、昭和36年暮れに倒れてから奇跡的な復活を遂げた志ん生がとつとつと語った復活の名演、本邦初復刻なのである。★ 2005/12/14 発売
古今亭志ん生の名演集シリーズ全44タイトルが、リマスタリングし、さらに演目を組みなおして再登場。ジャケットには、ラクゴニメでおなじみの山藤章二の似顔絵と橘左近の寄席文字を使用。 2005/12/14 発売
古今亭志ん生の名演集シリーズが、リマスタリングし、さらに演目を組みなおして再登場。ジャケットには、ラクゴニメでおなじみの山藤章二の似顔絵と橘左近の寄席文字を使用。 2005/12/14 発売
落語CDの定番「NHK落語名人選」の新ヴァージョン。右腕が不自由となったため、手を使った表現の多い古典落語では成功はおぼつかないと考え、新作落語一本に絞って活動した柳昇の演目を収録。 2006/01/18 発売
NHK大阪が収録、上方落語の名演を紹介するシリーズの第3弾。2005年に惜しまれながらこの世を去った、上方落語の四天王のひとり、五代目桂文枝の熱演の数々をまとめている。ほとんどが初商品化。 2006/05/24 発売
NHK大阪が収録、上方落語の名演を紹介するシリーズの第3弾。2005年に惜しまれながらこの世を去った、上方落語の四天王のひとり、五代目桂文枝の熱演の数々をまとめている。ほとんどが初商品化。 2006/05/24 発売
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NHK大阪が収録、上方落語の名演を紹介するシリーズの第3弾。2005年に惜しまれながらこの世を去った、上方落語の四天王のひとり、五代目桂文枝の熱演の数々をまとめている。ほとんどが初商品化。 2006/05/24 発売
NHK大阪が収録、上方落語の名演を紹介するシリーズの第3弾。2005年に惜しまれながらこの世を去った、上方落語の四天王のひとり、五代目桂文枝の熱演の数々をまとめている。ほとんどが初商品化。 2006/05/24 発売
NHK大阪が収録、上方落語の名演を紹介するシリーズの第3弾。2005年に惜しまれながらこの世を去った、上方落語の四天王のひとり、五代目桂文枝の熱演の数々をまとめている。ほとんどが初商品化。 2006/05/24 発売
日テレの長寿番組『笑点』の司会で国民的人気を得た“五代目”圓楽の独演会シリーズ。昭和52年から55年にかけて上野鈴本演芸場で行なわれた演目で、実力者ならではの軽快な語りで聴く者を惹きつける。 2006/06/28 発売
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日テレの長寿番組『笑点』の司会で国民的人気を得た“五代目”圓楽の独演会シリーズ。昭和52年から55年にかけて上野鈴本演芸場で行なわれた演目で、実力者ならではの軽快な語りで聴く者を惹きつける。 2006/06/28 発売
日テレの長寿番組『笑点』の司会で国民的人気を得た“五代目”圓楽の独演会シリーズ。昭和52年から55年にかけて上野鈴本演芸場で行なわれた演目で、実力者ならではの軽快な語りで聴く者を惹きつける。 2006/06/28 発売
日テレの長寿番組『笑点』の司会で国民的人気を得た“五代目”圓楽の独演会シリーズ。昭和52年から55年にかけて上野鈴本演芸場で行なわれた演目で、実力者ならではの軽快な語りで聴く者を惹きつける。 2006/06/28 発売
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日テレの長寿番組『笑点』の司会で国民的人気を得た“五代目”圓楽の独演会シリーズ。昭和52年から55年にかけて上野鈴本演芸場で行なわれた演目で、実力者ならではの軽快な語りで聴く者を惹きつける。 2006/06/28 発売
日テレの長寿番組『笑点』の司会で国民的人気を得た“五代目”圓楽の独演会シリーズ。昭和52年から55年にかけて上野鈴本演芸場で行なわれた演目で、実力者ならではの軽快な語りで聴く者を惹きつける。 2006/06/28 発売
日テレの長寿番組『笑点』の司会で国民的人気を得た“五代目”圓楽の独演会シリーズ。昭和52年から55年にかけて上野鈴本演芸場で行なわれた演目で、実力者ならではの軽快な語りで聴く者を惹きつける。 2006/06/28 発売
日テレの長寿番組『笑点』の司会で国民的人気を得た“五代目”圓楽の独演会シリーズ。昭和52年から55年にかけて上野鈴本演芸場で行なわれた演目で、実力者ならではの軽快な語りで聴く者を惹きつける。 2006/06/28 発売
日テレの長寿番組『笑点』の司会で国民的人気を得た“五代目”圓楽の独演会シリーズ。昭和52年から55年にかけて上野鈴本演芸場で行なわれた演目で、実力者ならではの軽快な語りで聴く者を惹きつける。 2006/06/28 発売
ガラガラ声の“おばあさん落語”で、子供から大人まで幅広い年代層に人気を得た五代目古今亭今輔の落語集。柳家金語楼が今輔のために書いた「葛湯」のナンセンスな爆笑芸、古典の「藁人形」の芝居がかった脚色と噺ぶりなど名人の魅力を満喫できる。 2006/08/23 発売
新作落語で人気を得た今輔といえば、婆さん声を生かした“婆さん落語”で知られる。「旅行日記」のシュールで皮肉なサゲ。役所の窓口を困らせる珍客がやってくる「印鑑証明」。最速のテンポで噺を進める古典の「囃子長屋」では、得意の婆さん声も使う。 2006/08/23 発売
五代目今輔といえば、お婆さんもので幅広い人気を得た新作落語の旗頭だったが、古典でもいい味を出していた。「ねぎまの殿様」は明治時代につくられた作品だが新作の味を巧く生かした語り口で、親しみやすく仕上げている。再評価されるべき噺家の一人。 2006/08/23 発売
コロムビアの落語決定盤シリーズの、ちょっとエッチな噺と遊郭が舞台の噺を集めた“艶噺・廓噺”編。その1となる本作では、20世紀を代表する名人・五代目古今亭志ん生が、4つの色恋噺を粋でいなせな名人芸で披露。入門者でも通でも楽しめる一枚だ。 2008/02/27 発売
名演落語の中から、親子愛や夫婦愛、人情、悲恋などほろりとするストーリーの“人情噺”を中心に収録した「泣ける落語」シリーズ。五代目古今亭志ん生の「塩原多助一代記〜青馬の別れ〜」と「幾代餅の由来」を収録。 2009/07/01 発売
名古屋のAMラジオ局、東海ラジオ放送が1974年から25年間にわたって放送した長寿番組『なごやか寄席』の音源をCD化した第1期リリース。五代目春風亭柳朝による「井戸の茶碗」「船徳」を収録。 2009/12/16 発売
東海ラジオ放送の公開番組『なごやか寄席』音源をノー・カットで収録している初CD化シリーズ。第3回目となる本作は、75〜86年に中電ホールでのライヴ録音。当時はかなりの人気者だったが、故人となり近頃では忘れられている噺家たちがこのシリーズに含まれている。中でも、九州出身だけに江戸口調を意識していた不機嫌そうな語り口調の古今亭志ん馬。どこまでもとぼけた味がにじみ出ている柳家小せん。はきはきとした口調でくすぐりなしの正攻法で聞かせる三笑亭夢楽。ゆっくりとしたテンポで丁寧な口調の桂文朝。キザな口調で人気を得た三遊亭小圓遊。軽妙であっさり味の多少早口の春風亭柳朝。独自のフラで語る新作落語の春風亭柳昇。東京で上方落語を聞かせた桂小南など。それに脂の乗っていた頃の桂文治や柳家小さんなどの噺までも聞ける貴重な音源シリーズだ。 2010/02/17 発売
2009年秋に亡くなった五代目三遊亭圓楽は、昭和中期に落語界の若手四天王の一人として人気者となった。この7枚は、東京のラジオ局の文化放送で83年に『圓楽十三夜』というタイトルで放送された噺を放送順に13席、89年に自身で作った寄席・若竹で収録し放送された一席を収録したものだ。見た目も、声も、話しっぷりもスケールの大きな噺家だった。それゆえ、大味と評されることもあったが、その実、人情噺における押し退きや強弱の妙には繊細な感覚がうかがえる。師匠の六代目圓生を失い、頭領として一門を率いて若竹の運営にも全力を注ぐなど、気力・体力ともに充実していた時期の音源だけにテンポも良く、落語の面白さを堪能できる。「浜野矩随」などの人情噺もいいが、万人受けする「たがや」や艶笑系の「錦の袈裟」といった軽めのネタの面白さも師匠譲りの藝だ。 2010/02/24 発売
日本テレビ系『笑点』大喜利コーナーの顔として親しまれ、2009年にこの世を去った五代目 三遊亭圓楽の高座を収録するシリーズ第2弾。“蔵出し”音源や初CD化の貴重な音源を含む名演が堪能できる。 2010/02/24 発売
日本テレビ系『笑点』大喜利コーナーの顔として親しまれ、2009年にこの世を去った五代目 三遊亭圓楽の高座を収録するシリーズ第3弾。“蔵出し”音源や初CD化の貴重な音源を含む名演が堪能できる。 2010/02/24 発売
日本テレビ系『笑点』大喜利コーナーの顔として親しまれ、2009年にこの世を去った五代目 三遊亭圓楽の高座を収録するシリーズ第4弾。“蔵出し”音源や初CD化の貴重な音源を含む名演が堪能できる。 2010/02/24 発売
日本テレビ系『笑点』大喜利コーナーの顔として親しまれ、2009年にこの世を去った五代目 三遊亭圓楽の高座を収録するシリーズ第5弾。“蔵出し”音源や初CD化の貴重な音源を含む名演が堪能できる。 2010/02/24 発売
日本テレビ系『笑点』大喜利コーナーの顔として親しまれ、2009年にこの世を去った五代目 三遊亭圓楽の高座を収録するシリーズ第6弾。“蔵出し”音源や初CD化の貴重な音源を含む名演が堪能できる。 2010/02/24 発売
日本テレビ系『笑点』大喜利コーナーの顔として親しまれ、2009年にこの世を去った五代目 三遊亭圓楽の高座を収録するシリーズ第7弾。“蔵出し”音源や初CD化の貴重な音源を含む名演が堪能できる。 2010/02/24 発売
2010/03/10 発売
2010/03/10 発売
名古屋のAMラジオ局、東海ラジオ放送が1974年から25年間にわたって放送した長寿番組『なごやか寄席』の音源をCD化した第5期リリース。五代目三遊亭圓楽による「悋気の火の玉」「花見の仇討」を収録。 2010/06/23 発売
五代目圓楽は意識して豪放磊落を装っていたフシがあり、それが繊細さに欠けると一部で評された原因でもあった。とくに後年はホールでの口演が主になったため、大ネタ・人情噺ばかり注目されがちだった点も、一面的な評価を許すことにつながったのかもしれない。しかし、師匠の八代目圓生がそうであったように、最後まで滑稽味を大切にした噺家でもあった。たとえば爆笑噺に衣替えしたかのような「佃祭」やサゲ間際の強烈なクスグリが印象深い「文七元結」、「死神」のえも言われぬ可笑しさ、そして「酢豆腐」の若旦那の不思議な面白さ。クスグリをちりばめた軽い噺・滑稽噺をもっと聴きたかった、といまさらにして思う中高年ファンも少なくないだろう。今回リリースされた5枚は、77年7月の「死神」から89年5月の「反魂香」まで“にっかん飛切落語会”の音源から10席。 2010/07/30 発売
1958年に真打に昇進、2003年に逝去した五代目春風亭柳昇の、にっかん飛切落語会での口演をセレクトしたCD4枚組。弟子の春風亭昇太による監修で、新作落語を追及した柳昇の芸の数々が心ゆくまで堪能できる。 2010/11/24 発売
74〜99年の間、東海ラジオで放送された公開録音番組『なごやか寄席』の音源のCD化シリーズ。脂ののっていた頃の色気のある三遊亭圓楽は師匠・圓生ゆずりの「阿武松」と「藪入り」を聞かせる。賑やかな噺にしてしまう口調が愛された橘家圓蔵の「寝床」と珍しい演目の「七面堂」を聞ける。朗らかな声質の響きが小気味よい口調の三笑亭夢楽による「三方一両損」と「転宅」を聞ける。浪曲師志望だったこともある入船亭扇橋によるクスッとさせる程度の生真面目な口調でじっくり聞かせるのが「狸賽」と「味噌倉」だ。とぼけた味わいの口調が持ち味の桂文朝の「雛鍔」「禁酒番屋」「真田小僧」「三方一両損」を聞ける。圓生一門で踊りの素養があり、見せる落語を得意とした三遊亭圓彌が「権助芝居」と「不動坊」を聞かせる。派手なアクションと軽い口調の古今亭圓菊の「井戸の茶碗」と「明烏」を楽しめる。82〜83歳当時の雷門福助は、年齢なりの口調による「浮世風呂」と「やかん」「掛取万歳」「福助芸談」を聞ける。 2011/01/12 発売
2011/04/06 発売
2011/04/06 発売