朝日の如くさわやかに
ヒックスのトレードマークであるパーカッシヴなタッチがスタンダードと出会って程よい調和を示すご機嫌な一枚。お馴染みのスタンダードを、彼が独特のテイストで個性的なサウンドに仕上げていく。マッコイ・タイナー・ファンにはとくにオススメだ。
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クライ・ミー・ア・リバークライ・ミー・ア・リバー
これまでヒックスの印象ってそうとう薄かった。しかし今、躍動的でキレ味よく、ご機嫌でしかも重厚なジャズ・トリオを聴きたいのなら一押しはこのアルバム(97年録音)。56歳にして旬、こんなにハートフルな名演に出会える幸運って貴重だ!★ 1997/12/26 発売