ファイン・ロマンス
ポップのフィールドでも活躍してきたシンガーが92年に録音したジャズ作品。ピアノ・トリオをバックにジェローム・カーン作の名曲を歌う。ほどよい粘度を感じさせながら弾むヴォーカルは独特で、快活な(2)の後半など聴き応えあり。(8)は押し引き自在の表現に巧さが光る。
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ソフトリー、ブラジリアン・サウンドソフトリー、ブラジリアン・サウンド
名前は男のようだが、60年代のアメリカン・アイドル歌手。これは64年に発表されたボサノバ・リズムの作品集で、バックはローリンド・アルメイダというすごいコンビ。そういえばこの時期、イーディー・ゴーメなど、みんなボサノバを歌っていた。 1997/05/25 発売
ヒア・ゼア・アンド・エブリホエアヒア・ゼア・アンド・エブリホエア
スタンダード以外にもビートルズ、ペトラ・クラーク、キャロル・キングなどを取り上げた2000年作品。60歳になろうかというのに歌声は瑞々しい。バックはピアノ・トリオの演奏のみ。内省的な歌詞の曲が多いので、全体のムードに深みが出ている。 2004/08/25 発売
ジョニー・ゴット・アングリージョニー・ゴット・アングリー
『007／ドクター・ノオ』でお馴染み、60年代ポップ界の大御所がほんのチョイ、年輪加味したミラクル声でエンタテイナーの健在ぶりを示した一品。本人十八番だろうと、ビートルズやプレスリーやアニタのナンバーだろうと自在に唱するプロの心意気。ただ心底、感嘆した! 2004/08/25 発売
