ミッドナイト・ブルー
初代ヨーロピアン・ジャズ・トリオのピアニストであるボエリーの、M&Iにおける通算6枚目。今回も前作と同じメンバーで、ロマンティックなラブ・ソングや日本で人気の高いスタンダードを中心に、タイトルどおり、深夜にひとりじっくりと聴きたいアルバムだ。
関連音楽
ブルー・プレリュードブルー・プレリュード
ボエリー・トリオとしては4枚目となる本作でも、音の美しさや間を意識したプレイが光る。軽快な16ビートがフュージョンっぽい(4)や、クラシック的な香り漂う(5)、「ヒロシです」のバックで流れて有名になった(2)など、起伏に富んだ構成で飽きさせない。 2005/12/14 発売
ラスト・タンゴ・イン・パリラスト・タンゴ・イン・パリ
映画音楽を中心にしたセレクション。ミュージカル・ソング、クラシカル、ラテン・タッチとジャンルは様々なのだが、どれもボエリーというスパイスで味付けされたヨーロピアン・テイスト。常套句的な曲表現に持ち込まず、なんとなく捻っているあたり知性的。 2006/11/15 発売
ラブ・ダンスラブ・ダンス
ヨーロピアン・ジャズ・トリオの初代ピアニストで、繊細なタッチで定評のあるボエリーの2008年作品。イヴァン・リンス、ドナルド・フェイゲン、ホリー・コール、スティーヴィー・ワンダーなど、ポップス系の名曲をピアノ・トリオで楽しみたい人には、うってつけの一枚。 2008/10/15 発売