サッチモのトロンボーン版みたいな愛嬌を感じるのがディッケンソン独特の奏法である。ビッグ・バンドを渡り歩いた彼が56〜57年ごろリーダーとして初めて録音したもの。リズム・セッションの仲間を集めた気楽なプレイだ。この雰囲気は渋好みに受けそう。 1995/11/25 発売