IN THE NAME OF HIPHOP II
tha BOSS(ILL-BOSSTINO、THA BLUE HERB)コメント
この発表にあたって、改めて、あまりの凄腕の揃いっぷりに、そしてこんな大それた事をこの自分が取り仕切っているという事実に震えております。
前作「IN THE NAME OF HIPHOP」もそうでした。同じ感慨、同じプレッシャーを感じてましたね。
でも、皆、自分のスタイル、世界観をしっかり持って、それでここまで人生を切り開いてきた人達で、そして何より俺自身がファンである、そういう人達なんで、一緒に音楽を創る事の喜びが何よりも勝ってた。
ヒップホップを知って、自分なりに突き詰めて、長く群れずに生きてきて、でもあちこちで貴重な邂逅を重ねて、幾つもの乾杯を経て、同じスタジオ、同じ曲に因縁が結実する。そこにはかつてのイザコザやディスすら内包されてて、でも、破綻には陥らなかったからこそ、未来はここにこうしてあり、何より、誰より、俺が来たかった未来はここだったんだな、そう思える。
制作は今が大詰めで、ほぼ出来上がった16曲を何度も聴きながら、随所で鳴り響く、人間、その人生、
それらが絡み合う事によってのみ生まれるドラマ、その完成度の豊穣さ、一足先に独り味わいながらただただ上がってる。4月12日、お楽しみに!