EXPO in ZIPANG
今回は久石譲と巨匠スパークの書き下ろし作品が目玉。久石の「4つのバガテル」はリズミックで躍動感に満ちた佳曲であるし、スパークの「リフレクションズ」は穏かな曲想の柔和な作品。これ以上に面白かったのはノレやセロツキで、奏者一人一人の高度な技術と歌心が十全で魅せられる。
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それぞれが日本のオーケストラで活躍しているトロンボーン奏者。音域も広く表現力も豊かなトロンボーン・クァルテットには、聴き手を飽きさせない魅力がある。トロンボーン独特のグリッサンドを極力抑えた演奏が憎い。アレンジものの選曲にも独自性あり。 2002/09/25 発売