前3作でショパンを聴かせた横山が、今回はドビュッシーとラヴェルを収録。その表現はきわめて明確で、テクスチュアのなかの1音1音も粒立って聴こえ、作品を冷静に見つめるまなざしを感じさせる演奏。横山編曲の「牧神の〜」ピアノ・ソロ版は聴きもの。 1994/11/21 発売