浪曲のイメージを一変させた国本武春が、戦国の世で信義の武将だった加藤清正のエピソードに挑んでいる。三味線による弾き語りというブルース・ロック的なバラードといった雰囲気の演奏で、仇と狙う「横手五郎」、家康と秀頼の「二条城会見」を歌い語っている。