HANNYA
ストレートなリリックとフロウが魅力のラッパー、般若の5枚目のアルバム。自身のテーマ・ソングともいえそうな「HANNYA」を筆頭に、リアリティとブラック・ユーモアに満ちた彼のラップは、まさに唯一無二だ。“ヒップホップ・シーンを震撼させる個性”との謳い文句に偽りなし。
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硬派系ラッパーのフル・アルバム。DJ YASプロデュースによる(1)、YOU THE ROCK★とTWIGYが参加した(2)と続く序盤戦ですでにユーモアを口に含んだこわもてというこの人のキャラが全開になる。その他、ラガな(8)や和風な(10)なども面白い。 2004/02/18 発売
和風なネーミングとクールな佇まい。ヒップホップとしては奇特な色彩を魅せる彼らだが、サウンドはディープなグルーヴ、パンチが効いた詞といった具合に正統派。ただ、耳を引くのがその言葉の使い方だ。古風な日本語というか、響きが“粋”なのだ。そこがよろしい。 2005/02/16 発売
長渕剛をリスペクトするラッパー、般若の約2年5ヵ月ぶりとなる4thアルバム。歯に衣着せぬ言葉とブラック・ジョークはさらに研ぎ澄まされ、シャープな感性で現代を切り取る。日本語の魅力を活かしたリリックも印象的だ。 2008/07/23 発売
★仕様/特典 通常盤 前作「#バースデー」から約2年ぶり、9枚目のアルバム。 品川ヒロシ監督の「Zアイランド」にて映画初出演、長渕剛10万人オールナイトライブへの参加、 今やおなじみとなった「フリースタイルダンジョン」でのラスボスなど、様々な課外活動を通して制作に入った今作。 前述の「フリースタイルダンジョン」での焚巻戦の後に一気に書き上げた「あの頃じゃねえ」で自身の半生を語り、真骨頂、 お家芸極まれり的な「DA MA RE」「寝言」でニヤリ。そしてR-指定を招いてのまさかのトピックで緻密な掛け合いを繰り広げる 「たちがわるい」、「三丁目の夕日」の情景を彷彿とさせる夕暮れチューン「ビビリながら」、ヒップホップとの関係性を、 擬人法を用いて憎悪と愛情入り交じり生々しく後味が悪いほどエグく描写した「なにもない」、 エモーショナルなクロージングチューン「円」など、曲毎のトピックの着眼点や振れ幅もさることながら、更にマクロに見ていくと、 言葉の端々の「切れ味」も見逃せなく、この2つのファクターは紛れもなく「般若が般若たる所以」であり、 それを改めて2016年に体現した1枚、といえるだろう。 <収録内容> 01. 我覇者なり [Track by DJ RYOW & GROWTH] 02. 自己紹介 [Track by grooveman Spot] 03. 寝言 [Track by タイプライター] 04. セルフィー [Track by タイプライター] 05. なにもない [Track by bookey] 06. スゲートコ [Track by 理貴] 07. 覚悟完了 [Track by dubby bunny] 08. 月の真ん中 [Track by LUKA THE KISARAGI] 09. あの頃じゃねえ [Track by CHIVA from BUZZER BEATS] 10. 2200年 [Track by CHIVA from BUZZER BEATS] 11. たちがわるい feat. R-指定 [Track by NAOtheLAIZA] 12. DA MA RE [Track by ALI-KICK] 13. 夢を言おう [Track by PENTAXX.B.F] 14. ビビりながら [Track by AKIOBEATS] 15. 円 [Track by ALI-KICK] 2016/07/06 発売
やろうよ。 面白いことを。 ラッパー般若、やっちゃったエンタープライズ設立後初のアルバムを発表。 般若コメント 大学生(19)「このアルバムを聴いたら彼女が出来た」 主婦(50)「このアルバムを聴いたら肌の調子が良い」 野良猫(2)「このアルバムを聴いたら拾われた」 般若(43)「このアルバムは聴くな」 MZ BUDDHA作の和トラックで、曰く有り気なリリックを展開する「とめてくれよ」、リリック引用にヘッズが湧き、 総合格闘家・鶴屋怜が出演、般若もリング上でセコンド演じるMVも話題の先行シングル「余裕だろ?」、 メロウなトラックの上で様々な"何故なら"を歌う「糞馬鹿野郎」、ピアノが印象的なトラックに乗せて未来への自分に宛てる反省文「拝啓」、 そして、未来の愛息に宛てた「ハタチの君へ」(トラックはリル・ダーク「The Voice」で知られるTRILL DYNASTY)、 ikipediaによる胸に迫るトラックも印象的な、男の包容力溢れる「テキトー」、イジメ、LGBTを題材にしたストーリーテリング「色の無い海の底」、 "誰にとっても忘れちゃいけない日ってあると思う。"、 NAOtheLAIZAプロデュースの「2018.3.2」、押韻の連打もさいこおおな「じんせいさいこおお」、 強烈でスリリングな人間模様を描いたMVが公開中、般若にしか歌えない、奮い立つ応援歌「うまくいく」まで収録の全10曲に加えて、 レーベル設立後にリリースしてきたシングル「覚えてる」「土砂降りでも」「1人で叫べ」をボーナス・トラックとして収録。 ●般若(ハンニャ)● 1978年生まれ。ラッパー。1995年頃から活動開始。2004年~2020年までに12枚のアルバムを出している。 2005年、長渕剛の武道館ライブで前座を務めて話題となる。2015年~2019年にかけては、 テレビ朝日系「フリースタイルダンジョン」ではラスボスとして出演する。2015年からは俳優としても多数の映画、ドラマに出演し活躍の場を拡げている。 2019年1月11日には日本武道館でのワンマンライブを成功させる。2020年、自身のドキュメンタリー映画「その男、東京につき」が全国映画館にて公開中。 2021年、2008年に設立した昭和レコードを脱退し、新たにレーベル"やっちゃったエンタープライズ"を立ち上げ。 2022年、"やっちゃったエンタープライズ"立ち上げ後、初のアルバム『笑い死に』をリリース。 2022/04/27 発売