音楽むすび | 日本の詩

日本の詩

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思わず口ずさみたくなるような、誘いに満ちた歌い回しの上手さに唸るばかり。高音域中心に弾かれる「すみれの花咲く頃」など、美声のバリトンを聴くような錯覚に陥る。編曲も総じて趣味が良く、自らピアノも担当する小林信吾のセンスは特筆したい(「黄昏のビギン」は聴きものだ)。たっぷりとした残響が美しい録音。★

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