アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ
プリンス通算7枚目のアルバム。ザ・ビートルズの『サージャント・ペッパー……』になぞらえることも出来るかも知れないが、自由、愛、平和を高らかに謳う「アメリカ」から理解できるようにプリンスはキワモノではなく新しい世代のメッセンジャーだと思う。
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通算14作目はここ数年でも特に熱のこもったものとなった。あれこれと取り入れてあくまでもアクティヴな冒険者たらんとしつづけるその姿はひたむきそのもの。未消化のものでも堂々と提示する。多少流行に気をくばっている面が気になるが。 1992/10/13 発売
ニュー・バンドを率いての91年作。ファンク色が後退し、メロディックなヴォーカル曲が増えて、ハウス/ラップへの接近も目立つ。かつての淫靡な密室性は消えて、音楽的には保守化/大衆化した嫌いもあるが、強力なバンドを活用した魅力的な曲も少なくない。 1995/06/25 発売
「シーヴス・イン・ザ・テンプル」と「ニュー・パワー・ジェネレーション」のリミックス・ヴァージョンで構成した日本のみ発売のサービス企画。ダブ・ミックスなど、それなりに楽しめるが、プリンスのネットリ声の魅力の大きさに逆に気づかせられる。 1997/08/25 発売
「もうアカンのとちゃうか?」とか「フツーになった」とか、あれこれ言われてるプリンス様のリミックスもの。お題は「ゲット・オフ」と「クリーム」。いやぁ、それでも凡百のダンスものと比べて、つまっているモノの量が違う。ジングル風の(8)と(11)がかわいい。 1997/08/25 発売
「ラヴ・シンボル」の1曲目に収録されていた“俺はプリンス。俺はファンキー”って曲のリミックス集。珍しく声を枯らして叫ぶ、熱いプリンスの4連発だ。「SEXY MF」の方は、(7)のクリーン・ヴァージョンのたあいなさが笑える。未発表曲の(8)はメガ・ミックスみたい。 1997/08/25 発売
ニュー・バンド“ニュー・パワー・ジェネレーション”を率いての91年作。ファンク色が後退し、メロディックなヴォーカル曲が増え、ハウス/ラップへの接近も感じられる1枚。 2005/11/23 発売