園田高弘の自分のレーベルでのレコーディングも10年を迎えた。今回はいわゆるアンコール・ピース集いう形でのアルバムだ。風格さえ漂うピアニズムに支えられ、どの曲もカチッと弾かれているが、ふっと肩の力を抜いたようなところが魅力になっている。